座ると脚を組んでしまう人、ぜひやって!骨盤まわりの歪み緩和&気分すっきりエクササイズ

 座ると脚を組んでしまう人、ぜひやって!骨盤まわりの歪み緩和&気分すっきりエクササイズ
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デスクワークの時はもちろん電車に乗っている、食事するなどで椅子に座った時、つい脚を組んでしまうという方は多いのではないでしょうか。無意識のうちに脚を組んでしまっているとどんどん体が歪んでしまうかもしれません。

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脚を組むのはなぜ良くないの?

一見格好良いような印象を与える脚を組む仕草。子どもの頃は「やっちゃだめ」と言われることもありましたが、大人になると多くの方がしている仕草といえますね。

なぜこの状態が良くないかと言うと、体の右左で異なった筋肉の使い方をすることによって骨盤まわりの歪みが生じやすくなってしまうからです。左右差が生まれ、脚の長さも異なってしまう場合が出てきます。

また、股関節まわりの動きも悪くなってしまうため、腰や膝を痛めてしまう恐れもあります。さらに、脚を組む姿勢では常に筋肉が張っているため血行が滞りやすくなったり、代謝が低下しむくみやO脚なども促しやすくなるなど、下半身にとって決して楽な状態とは言えません。

たった脚を組むだけの仕草にも関わらず、デメリットは山ほどあることを痛感したのではないでしょうか。

私たちはなぜ脚を組んでしまうのか

デメリットが分かっていても「気づくとついやってしまっている」「なかなかこのクセをやめられない」という方もいるかもしれません。筆者もその一人。自宅で在宅ワークをしている時、無意識のうちに脚を組んでしまっていることがあります。

脚を組んでしまう理由として座る時のバランスを保つためであったり、疲労を軽減するためなどが考えられますが、心理的な部分では、相手やその話について興味がない時や緊張を和らげるといった要素もあります。皆様は何か心当たりがありますでしょうか?

骨盤まわりの歪み緩和&気分すっきりエクササイズ

今回は、下半身は骨盤まわりの歪みを緩和でき、上半身は脇の下から脚の付け目あたりまで気持ちよく伸ばすことができるエクササイズをご紹介します。出来る範囲で構いませんので、一緒にやってみましょう。

<やり方>

骨盤の歪み
photo by KogaNatsumi

1)マットの上で両脚を伸ばし、右脚が左脚を超え、右脚の甲をマットに付ける

骨盤の歪み
photo by KogaNatsumi

この時、足首が痛ければ、足裏をマットに付けるでもOK 

骨盤の歪み
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2)反対の左脚も同様に折りたたむ。痛すぎる、姿勢がきつすぎるようであれば伸ばしたままで構いません

骨盤の歪み
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3)下半身はその状態のまま、右手指先を右側に置き、吸う息で左手を上げる

骨盤の歪み
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4)息を吐きながら右側へ上体を倒し、そのまま3~5呼吸ほどキープ。息を吐くごとにだんだんと上体をマットに近づけるイメージで

5)息を吸いながらゆっくり上体を起こし、反対側も同様に行う

無意識のうちに行ってしまうクセはなかなか気づきにくかったり、止めにくかったりします。まずは、無意識に行っていることに気づくことができたら即やめる、もしくは、脚を組まない環境を整えるなどしてみましょう。意識することで徐々にご自身でクセをコントロールできるようになってくるはずですよ。

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AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



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骨盤の歪み
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