頑張っているのに痩せない…骨盤が原因かも?骨盤ゆがみをリセット!自然と痩せる体質へ導くストレッチ
ダイエットが思うように進まない理由は、「骨盤のゆがみ」にあるかもしれません。骨盤がゆがんでいると、ダイエットだけでなく肩こりや腰痛、頭痛、疲れ目、不眠の原因にも。この記事では、骨盤がゆがむ原因や、効果的なストレッチをご紹介します。
骨盤の機能と役割
骨盤とは腰周りのいくつもの骨が組み合わさった骨の総称でのこと。
骨盤の役割
・上半身とのバランスをとり、体重を支える
・左右の股関節と連動し、歩く動作を支える
・臓器を下から受け止める器のような形をしているため、大腸・小腸、生殖器、泌尿器などを強い衝撃から守る
・座るとき、体全体の台座になる
骨盤は、体の中でも非常に重要な役割を担っています。男性と女性では骨盤の形が異なり、男性の骨盤が細くて深いのに対し、女性は妊娠・出産時に適応するため、広く浅い形で、横に開きやすいのが特徴です。
「骨盤がゆがむ」とは
骨盤は、上半身と下半身をつなぐ体の中心にあります。日常生活の動作のクセやスポーツなどで骨盤周りの筋肉のつき方が変わり、左右のバランスが悪くなることがあります。これを一般的に「骨盤のゆがみ」といい、本来は自然に正しい形に戻ります。
ところが、日頃から猫背、脚を組んで座る、どちらかの脚に体重をかけて立つなど、バランスの悪い姿勢をとり続けていると、骨盤を自然に調整する力が弱まり、ゆがんだままの状態になってしまいます。そしてそのゆがみがきっかけとなり、背骨がゆがんだり、その周りの筋肉が不自然に引っ張られ体のバランスが全体が崩れてしまうことにもつながります。
理想的な骨盤をキープするにな「筋肉」が大事
理想的な骨盤とは、左右にゆがみがないこと、適度に引き締まっていること、しなやかで弾力があることなどが挙げられます。
正しい位置に戻る力を衰えさせないために大切なのが筋肉です。骨盤周りの筋肉が硬く弾力がないと、骨盤がゆがんだまま固定されてしまい、血液やリンパの流れが悪くなったり、関節の可動域が狭くなったりします。その結果、骨盤周りの筋肉だけでなく、上半身や下半身のさまざまな筋肉が硬くなり、ゆがみが全身に広がってしまいます。
ボディラインを整える!骨盤ストレッチ
骨盤のバランスが整った、美しいプロポーションを作るためには、骨盤周りの関節や筋肉を柔軟にすることが大切です。まずはリセットストレッチで、しなやかな骨盤まわりを目指していきましょう。
1.両膝を立てて仰向けになり、両膝をくっつけたまま片側へ倒す。
2.顔は倒した脚と反対方向へ向け、深い呼吸を続けながら30秒キープする。反対側も同様に、各2セット行う。
3.両手で片膝をつかんで胸に引き寄せ、深い呼吸を続けたまま30秒キープする。反対側も同様に、各2セット行う。
4.足裏同士を合わせて床に座り、息を吐きながら上半身を倒す。
5.余裕があれば、両手で両膝を上から押す。深い呼吸で1分キープする。
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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