骨盤が歪んだままだと太りやすい体質に【たった2つやるだけ】セルフで骨盤歪みを整える厳選エクサ
気になる骨盤の歪み。しっかりと整えることで様々な不調の改善や、美しいボディラインへとつながります。骨盤の歪みが生じる原因を知り、しっかり対策していきましょう!
骨盤の大切さ
骨盤は、人間の身体のほぼ中心に位置しています。活動する際に重要な腰下回りの骨である「仙骨、尾骨、寛骨」の集合体のことを指します。
何を行うにしても負荷がかかることから、身体の中ではとても重要とされています。骨盤に関係する筋肉は多数あり、この関係する筋肉の状態などにより骨盤の歪みやズレが引き起こされる場合が多くみられます。
骨盤にダメージが及ぶ原因とは
1.日常生活のくせ
いつも同じ側の肩で荷物を持つ、片足に重心をかけて立つことが多い、座るときに足を組むなどの癖がある方は、注意が必要です。高いヒールを履くことが多い人は、膝や股関節に負担がかかりやすく、骨盤の歪みにつながりやすいです。また身体を斜めにしたり、ひねった状態でテレビやパソコン画面などを見たり、スマホの使用によって首が身体の前に出てしまう“スマホ首”も歪みの原因に。
首は背骨につながり、最終的には骨盤で支えています。頭はボウリングの球1個分の重みがあるといわれ、首をきちんと骨盤の上に乗せることが大切です。
2.運動不足による筋力低下
骨盤には前後左右、浅層から深層まで多くの筋肉が付着しています。これらが衰えて身体を支える筋力が弱くなると、正しい姿勢をとることが難しくなり、骨盤が傾きやすくなったり、日常生活の癖による歪みが出やすくなります。普段から運動習慣をつけていきましょう。
3.妊娠、出産による身体の変化
妊娠によりお腹が大きくなると、身体の重心がずれ始め骨盤にかかる負担は大きくなり、痛みや歪みが生じやすくなります。出産で開いた骨盤は数カ月かけて元に戻りますが、筋力が低下していると正しい位置に戻りにくくなったり、抱っこや育児での無理な姿勢などでさらに歪みを招くこともあります。
骨盤の歪みセルフチェック
1.膝を立てて仰向けに寝転がり、左右の膝をつけた状態で左右に倒し、倒しにくい方がないか確認してみよう
左右どちらかに倒すときに痛みや倒しにくさを感じた場合は、骨盤に歪みが生じている可能性があります。
また、両膝をつけたときに膝の高さに左右差がある場合、脚のバランスが崩れている可能性があります。
2.背中を壁につけて立ち、壁と背中の間に手を入れてみよう
手のひらが入る程度の隙間が空いていれば正常です。握りこぶしが入るくらいの隙間が空いている場合は「骨盤前傾」、手が入らない場合は「骨盤後傾」の可能性があります。
「整えて定着させる」2つの厳選エクササイズ
1.仰向けになり、両膝を左へ倒す。左足を抜き、左かかとを右腿の外側にかけ、押す。顔は右側に向ける。深い呼吸で1分目安にキープする。反対側も同様に行う。
2.両膝を立て、足幅を肩幅に開く。膝の下にかかとが来るように足を調整する。両手は体側に伸ばし、肩甲骨を寄せ胸を高くする。息を吸いながらお尻を上げ、左右の骨盤の高さを揃える。親指を意識的に踏み、骨盤の底を引き上げる意識を持つ。深い呼吸で1分目安にキープする。
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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