40代になってから肩こりがひどくなってきた人→少しの動きで奥まで効く!1分で完了「更年期の肩こりほぐし」

40代になってから肩こりがひどくなってきた人→少しの動きで奥まで効く!1分で完了「更年期の肩こりほぐし」
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伊藤香奈
伊藤香奈
2026-04-25

40代をすぎて、肩こりがひどくなっていませんか? いくらマッサージしてもストレッチしてもなかなか改善しないと感じている人は、更年期が原因かもしれません。

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更年期のプチ不調放置しないで!

更年期とは、一般に閉経前後約10年を指します。ただし閉経は、最後の月経から1年以上月経がない状態になって初めて振り返って判断されるため、「ここから更年期が始まった」とはっきり気づきにくい時期でもあります。睡眠の質の低下や肩こり、疲れやすさなどの不調が更年期に関連することもありますが、他の病気が隠れていることもあるため、症状が続く場合は医療機関に相談することが大切です。

肩こり
イラストAC

更年期症状が起こる仕組み

更年期の最大の特徴は、女性ホルモン(エストロゲン)が大きく変動しながら減少していくこと。この変化に深く関わっているのが、脳にある「視床下部」。視床下部はホルモン分泌の調整を行うだけでなく、自律神経のコントロールも担っています。

更年期症状
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更年期の大きな特徴は、女性ホルモンであるエストロゲンが大きくゆらぎながら減少していくことです。この変化は、ホルモン分泌や体温調節、自律神経の調整に関わる脳の視床下部にも影響すると考えられており、ほてり、発汗、動悸、めまい、不眠、気分の落ち込みやイライラなど、さまざまな症状につながります。なお、ホットフラッシュの詳しい仕組みは完全には解明されていませんが、視床下部の体温調節機構の変化が関与すると考えられています。

更年期症状と自律神経の関係

視床下部は自律神経の司令塔でもあるため、ホルモンバランスが大きく揺らぐ更年期は、自律神経のバランスも乱れやすくなります。自律神経には、活動モードの「交感神経」と、休息モードの「副交感神経」があり、この2つがバランスよく働くことで体は安定します。しかし更年期では視床下部が影響を受けるため、この切り替えがうまくいかなくなり、疲れやすさ、不眠、イライラなどの不調が起こりやすくなります。

呼吸を整える習慣や適度な運動、リラックスできる時間を持つなど、自律神経を整える生活を意識することが、更年期症状の緩和へとつながります。

更年期世代に多い「肩こりの悪化」を癒すストレッチ

更年期の症状のひとつとして、肩こりの悪化も挙げられます。今回は、肩回りの筋肉の縮こまりをほどくストレッチをご紹介します。

1)椅子や床に座り、右手を頭の斜め右後ろに置く

2)右の肩の力を抜きながら、頭を左斜め下に押す(目線は左膝のあたり)

3)5〜10回ゆったりと呼吸する

肩こりストレッチ
photo by 伊藤香奈

*肩こりは更年期にみられる症状のひとつであり、軽いストレッチや適度な運動、休養はセルフケアとして有用ですが、肩が上がらない、しびれが強い、痛みが続くといった場合は、更年期症状だけでなく整形外科的な病気が隠れていないか確認することも大切です。

参考サイト:

 厚労省 日本産科婦人科学会
日本産科婦人科学会|更年期障害

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