「最近、いつも疲れている」と感じたら。体と心の力を抜いてリラックスさせる「チャイルドポーズ」
ヨガのポーズには頑張るものばかりではなく、「子どもが母親のお腹の中で安心して休んでいる姿」を表す「チャイルドポーズ」というものがあります。体を丸めて頭を預けるこの姿勢は、人が本能的に安心を感じやすい形とも言われています。身体も心も気づくと力が入っている、そんなときこそゆっくりと呼吸をしながら子どものように身体をゆだねて、少しだけ休んでみましょう。
首、肩、背中は常に緊張している
日常生活では、無意識のうちに肩や首に力が入りやすくなっています。家事や仕事、スマホの使用などで猫背姿勢になることが増え、頭の重さを支える首や肩、背中は、常に緊張状態となっています。
頑張らない姿勢「チャイルドポーズ」
そんなときにおすすめなのがヨガの「チャイルドポーズ」です。上半身を下半身の前に預けることで肩・背中・首の力が自然に抜け、腕や頭の重みが床やマットにのることで、体は「頑張らなくてもいい状態」になります。こうして脱力することで、呼吸が深まり、副交感神経が働きやすい状態になります。心拍が落ち着き、気持ちの安定から自分のペースを取り戻すことにもつながります。
チャイルドポーズと股関節の関係
チャイルドポーズはは、膝を曲げてお尻をかかとに近づけるため、股関節が深く屈曲します。股関節は、体の中でも大きな関節であり、長時間の座り姿勢や運動不足などで緊張し動きが鈍くなると、身体の巡りに影響が出ます。
股関節をほぐしてから行うとより効果的
チャイルドポーズをする前に、優しく股関節を使う動作を行ってみましょう。ゆったりと股関節を曲げる姿勢は、関節周囲の筋肉をやさしくゆるめ、血流を促す効果が期待できます。また、チャイルドポーズは、お腹と太ももが近付くため、腰の筋肉が自然と伸び、お尻の筋肉もゆるやかに弛緩していきます。
チャイルドポーズで得られる変化
チャイルドポーズは、しゃがむ動作にも似ています。しかし、現代はしゃがむ行為自体が減っていているため、腰回りやお尻は衰え気味。そこに長時間の座り姿勢や立ち仕事、ストレスなどで負荷がかかると、無意識に筋肉が固くなってしまっています。放置しておくと、下半身が重たく感じるなど、疲労感につながることも。チャイルドポーズでは重力を利用しながら、腰回りを優しく緩め、腰の緊張をやわらげる効果があります。
チャイルドポーズの応用編
1、まずは膝や股関節をなじませるストレッチを。四つ這いになり、前後に身体をゆすりましょう。
2、正座になり、太ももの上に上半身をのせながら体を前に倒し、両手を前に伸ばします。肩に力が入らないように、軽くひじを曲げてリラックスします。
3、両膝を開き、その中に上半身を沈めていきます。両手を重ね、その上に顔をのせて横を向きます。胸を楽に床に近づけましょう。
4、両手を体の横で自然に下ろし、肩腕全体を脱力します。
5、そのまま呼吸を続けます。
詳しい内容は、こちらの動画からもご覧頂けます。
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