【体側からじんわり整える】寝たままできる“バナナのポーズ”で一日の疲れをリセット
呼吸が浅くなっていたり、なんとなく体の片側だけが縮こまっているように感じることはありませんか?そんなときは、仰向けで横にカーブするように体を伸ばす「バナナのポーズ」で、体側から腰にかけてやさしくストレッチ。寝たままできる簡単なポーズなのに、驚くほど心と体がゆるむ感覚を味わえます。ゆったりとした呼吸とともに左右を伸ばすことで、背骨のまわりや腰まわりの緊張がゆるみ、深いリラックスへ。夜の習慣に取り入れることで、眠りの質を高めるサポートにもなります。
どこに効く?体側〜腰のストレッチで全身がゆるむ
バナナのポーズでは、脇腹・腰・お尻・太ももの外側など、普段意識しにくい体の側面ラインを大きく伸ばしていきます。体側の筋肉や、腰の深部にある腰方形筋にもアプローチできるため、腰のハリや片側だけのこわばりをゆるめるのに最適です。さらに、骨盤からわき腹にかけての筋肉が伸びることで、背骨の可動域が広がり、自然と姿勢も整いやすくなるという嬉しい効果も。縮こまりがちな体を、心地よく開放してあげましょう。
呼吸が深まり、自律神経も整う
体側を伸ばすことは、呼吸を深めるための大きな助けになります。縮こまったわき腹や肋骨まわりが広がると、横隔膜がスムーズに動き、自然と深い呼吸がしやすくなるのがポイント。深呼吸ができるようになると、緊張モードの交感神経から、リラックスモードの副交感神経へと切り替わりやすくなります。その結果、気持ちが穏やかになったり、頭の中が静かになっていくのを感じられることも。忙しい一日の終わりにこそ、静かに横になりながら深い呼吸を味わってみてください。
睡眠の質アップにもつながるストレッチ
このポーズの魅力は、リラックス効果だけでなく、睡眠の質向上にもつながること。特に、日中に緊張がたまりやすい腰・骨盤・お腹まわりをゆるめることで、心身の「オンモード」から「オフモード」への切り替えがスムーズに。副交感神経が優位になった状態で布団に入ると、眠りが深くなり、朝の目覚めも軽やかに。夜のルーティンとして、ベッドの上で取り入れるのもおすすめです。
バナナのポーズ【やり方】
①仰向けに寝転がり、両脚を肩幅2倍ほどの広さに開きます。左足の位置はそのままに、左足首の上に右の足首を引っ掛けます。
②頭の上で腕を組んだら上半身も、もじもじと左に曲げて右側の体側全体が伸びるのを感じましょう。
動画で動きを確認したい方はこちら
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