暑い日の寝つきの悪さは冷たい足先のせい?<超簡単・ぐっすり眠れる>寝たままできる足首ストレッチ
暑い日が続く中、寝つきの悪さが気になっていませんか?暑さのせいだけと思いがちですが、実は「足先の冷え」も、寝つきを悪くする原因のひとつです。寝たままできるシンプルな足首ストレッチで、足をポカポカにして、ぐっすり眠れる夜を目指しましょう。
足先の冷えと寝つきの悪さの関係
夏の寝苦しさは、暑さだけでなく「足の冷え」が関係していることがあります。人は眠るとき、体の中心部の温度(深部体温)を下げるために、手足などの末端から熱を逃がします。ところが、足先が冷えていると血管が縮んでしまい、熱がうまく放出されません。その結果、深部体温が下がりにくくなり、寝つきが悪くなってしまいます。エアコンの冷気は床にたまりやすく、特に下半身や足元が冷えがちです。さらに、フローリングなど冷たい床材だと、足裏からじわじわと体温が奪われてしまいます。体は暑く感じていても、足だけが冷えていることも多いです。
また、足首は血液を心臓に戻すための大切な通り道です。ここが冷えて血流が滞ると、足先まで温かい血液が届きにくくなり、冷えた足のまま眠ることになります。
寝たままできる、安眠につながる足首ストレッチ
足先の冷えによる寝つきの悪さを防ぐには、足首ストレッチがおすすめです。足首を動かすことで、ふくらはぎの筋肉がポンプのように働きます。足先まで血流が促されて足が内側から温まり、冷えの改善につながります。さらに、ゆっくりとした動きは脳に「安心」のサインとして伝わります。これによって副交感神経が優位になり、心と体がリラックスして「眠る準備」が整いやすくなります。寝たままできる簡単な動きなので、ベッドの中でそのままできるのもポイント。ぜひ今日から試してみてください。
足首回し
足首を内回し、外回しに丁寧に動かす。それぞれ10回からを目安に。つま先で大きな円を描くように動かし、足首を回している時にふくらはぎの筋肉も動いていることを意識する。
つま先の曲げ伸ばし
つま先を伸ばすときに息を吐き、つま先を手前に引くときに息を吸う。ふくらはぎの伸び縮みも意識する。
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