【横になったら1分だけ】眠れる体を作る!呼吸でゆるめて快眠に導く寝たまま三日月のポーズ

【横になったら1分だけ】眠れる体を作る!呼吸でゆるめて快眠に導く寝たまま三日月のポーズ
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mai
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2025-06-26

なんとなく寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、朝起きても疲れが取れていない。そんな睡眠にお悩みのかたにおすすめなのが、寝たままできる簡単なストレッチです。

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睡眠の質が落ちる原因とは?

現代人の多くが抱える睡眠の問題。その背景は日中活動モードの交感神経が優位な状態が続くこと。特に次の3つの要因は、眠りの質を著しく低下させるといわれています。

快眠を妨げる3大要因

●スマホやパソコンによるブルーライトの影響
就寝前のスマホ操作は、脳を覚醒させ眠気を妨げます。副交感神経の働きが妨げられ、深い眠りに入りにくくなります。

●ストレスや不安
仕事や人間関係などの心理的ストレスは、自律神経のバランスを崩し、交感神経が優位な状態が続きやすくなります。

●体のこわばりや緊張
筋肉の緊張が抜けないまま布団に入っても、心身はまだ活動モード。リラックスして眠りに入るには、体の緊張を解くことが不可欠です。

睡眠不足が引き起こす体と心の不調

睡眠の質が下がると、昼間に眠気が襲うだけでは済みません。次のような不調が現れることもあります。

●だるさや集中力の低下
睡眠による回復が不十分だと、脳も身体もエネルギー切れに。仕事や家事の効率が下がります。

●慢性的な肩こりや腰痛
筋肉の緊張が取れず、血行不良や姿勢の崩れを招きやすくなります。

●冷えやむくみ
自律神経の乱れは、体温調整や血流にも悪影響を及ぼし、手足の冷えや朝のむくみが続くことも。

●イライラや不安感
自律神経の乱れから、情緒が不安定になることも。

今回お伝えするのは、仰向けのまま体を片側にカーブさせる「三日月ポーズ」です。胸を開きながら脇腹や腰、ももの外側を心地よく伸ばし、深い呼吸で副交感神経を優位にし、心と体のリラックスを促します。

眠る前のほんの1分、スマホを手放して、自分の体と心に意識を向ける時間を作ってみませんか? 体を伸ばし呼吸を深めることで、心身は確実にリラックスへと向かっていきます。今夜から快眠のためにはじめてみましょう。

睡眠を促す寝たまま三日月のポーズ

1)仰向けになり右足を少し開き、左足首を右足首に乗せる。

睡眠1
photo by mai

2)両手を頭の先に伸ばし、右手で左手首をつかむ。

睡眠2
photo by mai

3)息を吸って体を伸ばし、吐きながら上半身を右へ倒す。

睡眠3
photo by mai

4)左の脇腹から外ももの伸びを感じながら、深い呼吸で5呼吸キープする。

5)手と足を入れ替えて反対も行う。

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睡眠1
睡眠2
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