【40代の疲労回復】睡眠不足の原因にもなる「肩こり」対策! ベッドの上で3分・快眠ストレッチ

【40代の疲労回復】睡眠不足の原因にもなる「肩こり」対策! ベッドの上で3分・快眠ストレッチ
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高木沙織
高木沙織
2025-07-06

デスクワークをはじめ、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い我々現代人と「肩こり」は切っても切れない関係にあります。しかもこの肩こり、肩の張りや痛みなどのほかに睡眠にも影響を与えると考えられているからちょっと厄介…。睡眠不足や睡眠の質の低下は、疲労回復の妨げにもなるからです。そこで今回は、寝る前の3分でできる快眠ストレッチ・肩編をご紹介! 肩こりと睡眠不足に心当たりがある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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その睡眠不足と疲労感…もしかしたら「肩こり」が関係しているかも!

多くの人を悩ませる症状に、「肩こり」があります。厚生労働省の調査「世帯員の健康状況(自覚症状の状況・女性の有訴者率の上位5症状 )」を見てみると、令和元年は肩こりが1位にランクイン。そして、令和4年は1位の腰痛と僅差で肩こりが2位に並んでいることからも、非常にたくさんの人が肩のこりを自覚しているのだとわかります。

また、自覚症状のある有訴者は年代別に増加傾向にあり、30代を境に40代以降はグッと数が増えているのも特徴です。

※ 「令和4年 国民生活基礎調査の概要」- 厚生労働省

肩こりは首筋や肩、背中にかけて張る・痛いと感じるだけでなく、頭痛、吐き気、目の疲れなどを引き起こす原因になるばかりか、なんと睡眠とも大きな関係があり睡眠の質が低下することで疲労の蓄積にもつながると考えられています。

では、なぜ肩がこっていると睡眠に悪影響があるのかというと、肩こり=筋肉が緊張している状態だからです。筋肉が緊張していると、自律神経のうちの交感神経が優位に働くため、心身ともにリラックスしにくく、寝付きが悪くなる原因になり得るのです。

また、寝ているあいだに寝返りを打ちにくかったり、不快感から目が覚めてしまったり、気持ち良く眠るのが難しくなってしまうケースも少なくありません。とはいえ肩こりは、デスクワークや長時間同じ姿勢を保ったまま過ごすことが多い我々現代人にとって、切っても切れない症状なんですよね…。

肩こりを自覚していて、さらには最近よく眠れていない・疲労感が抜けないと感じている人は、姿勢や筋力低下に注意することに加えて、寝る前にストレッチを取り入れて筋肉の緊張を緩めてみるのも良いでしょう。

そこで今回は、寝る前の3分でできる肩のストレッチをご紹介していきます。

【寝る前】3分:快眠ストレッチ・肩編

<やり方>

快眠ストレッチ・肩1
Photo by Saori Takagi

1)楽な姿勢で座る。両手の指先を肩に添えたら、左右の肩甲骨を中央に寄せて胸・肩を開く

快眠ストレッチ・肩2
Photo by Saori Takagi

2)息を吸いながら、ひじを肩の高さまで持ち上げる。腕は真横に持ち上げて、体の前に倒れないようにすると〇!

快眠ストレッチ・肩3
Photo by Saori Takagi

3)息を吐きながら、ひじを下げて体側に引きつける。<回数:2~3を10回>

快眠ストレッチ・肩4
Photo by Saori Takagi

4)息を吸いながらひじを天井に向けて持ち上げたら、横に大きくまわし広げて、吐く息に合わせて下げる。

ひじで円を描く動きを繰り返す。動かしにくい場所や凝っている場所は、ゆっくり丁寧に通過させる<回数:前まわし・うしろまわし各10回>

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