【自律神経のスイッチングを回復】交感神経から副交感神経に切り替えて快眠へ「寝る前の疲労回復ヨガ」

 【自律神経のスイッチングを回復】交感神経から副交感神経に切り替えて快眠へ「寝る前の疲労回復ヨガ」
AdobeStock

寝る前にちょっとしたセルフケアをして体が整うと、精神的にも落ち着きを取り戻し、いつもよりぐっすり眠れるものです。すると、翌朝目覚めたときの疲労回復度が変わってきます。そこで今回は、快適な睡眠に導く「寝る前の疲労回復ヨガ」をヨガ講師の吉本憲太郎先生が紹介します。

広告

背骨まわりの凝りをほぐし、自律神経の働きを整える

自律神経には交感神経と副交感神経があり、活動モードになる昼間は交感神経が優位に働く時間が続きます。夜になり交感神経が副交感神経に自然と切り替わると良い睡眠が得られます。

自律神経
AdobeStock

しかし自律神経が通る背骨まわりの筋肉が硬いと、交感神経と副交感神経のスイッチングに支障が現れます。
そんなときに取り入れたいのが、硬くなった背骨まわりの筋肉をほぐす「キャットアンドカウ」のポーズ。ぜひ寝る前のルーティンに加えてみましょう。

キャットアンドカウ

目的と効果:自律神経が通る背骨をしなやかに動かし、交感神経と副交感神経のスイッチングをスムーズにする。

〈やり方〉
1.四つん這いになり、息を吸いながらお尻を左右に開くようにして胸と顔を前へ向ける。

キャットアンドカウ

2.息を吐きながらお腹を少し凹ませ、お尻を中心に寄せながら目線をおへそに向ける。両手でマットを押し、力みすぎない程度に背中全体を丸めて伸びを感じる。この動きをゆっくり3回繰り返す。

キャットアンドカウ

3.最後は正座になり、息を吸いながら両手を前から天井に向かって伸ばす。息を吐きながら両肘を背中側へ寄せたら、両手を体の横へ下す。

 

キャットアンドカウ

動画を見る

動画を見る

〈プロフィール〉吉本憲太郎
ヨガ指導者、「..with THE CLEAR YOGA」主宰。会社員を経て、自分が苦しんだ経験を含めヨガの魅力を伝えるべく、ヨガ指導者の道へ。熊本にオープンした自身のヨガスタジオでは、ビギナークラスからOMYOGA認定校として指導者養成講座(全米ヨガアライアンスRYT200)も開催。月に一度の屋外クラスでは、ドネーションを募り熊本の自然環境保護団体に寄付している。https://with-the-clear-yoga.jp/、Instagram:@kentarouyoshimoto
 

広告



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

自律神経
キャットアンドカウ
キャットアンドカウ
キャットアンドカウ
【自律神経のスイッチングを回復】交感神経から副交感神経に切り替えて快眠へ「寝る前の疲労回復ヨガ」