POSE & BODY
【自律神経のスイッチングを回復】交感神経から副交感神経に切り替えて快眠へ「寝る前の疲労回復ヨガ」


寝る前にちょっとしたセルフケアをして体が整うと、精神的にも落ち着きを取り戻し、いつもよりぐっすり眠れるものです。すると、翌朝目覚めたときの疲労回復度が変わってきます。そこで今回は、快適な睡眠に導く「寝る前の疲労回復ヨガ」をヨガ講師の吉本憲太郎先生が紹介します。
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背骨まわりの凝りをほぐし、自律神経の働きを整える
自律神経には交感神経と副交感神経があり、活動モードになる昼間は交感神経が優位に働く時間が続きます。夜になり交感神経が副交感神経に自然と切り替わると良い睡眠が得られます。

しかし自律神経が通る背骨まわりの筋肉が硬いと、交感神経と副交感神経のスイッチングに支障が現れます。
そんなときに取り入れたいのが、硬くなった背骨まわりの筋肉をほぐす「キャットアンドカウ」のポーズ。ぜひ寝る前のルーティンに加えてみましょう。
キャットアンドカウ
目的と効果:自律神経が通る背骨をしなやかに動かし、交感神経と副交感神経のスイッチングをスムーズにする。
〈やり方〉
1.四つん這いになり、息を吸いながらお尻を左右に開くようにして胸と顔を前へ向ける。

2.息を吐きながらお腹を少し凹ませ、お尻を中心に寄せながら目線をおへそに向ける。両手でマットを押し、力みすぎない程度に背中全体を丸めて伸びを感じる。この動きをゆっくり3回繰り返す。

3.最後は正座になり、息を吸いながら両手を前から天井に向かって伸ばす。息を吐きながら両肘を背中側へ寄せたら、両手を体の横へ下す。

動画を見る
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