ぽっこりお腹の原因は腸腰筋の硬さかも?スキマ時間にサクッとできる腸腰筋ほぐしストレッチ
年齢とともに「お腹まわりが落ちにくくなった」「気をつけていても下腹が出てしまう」そんな悩みを感じていませんか?実はそのぽっこりお腹、脂肪だけでなく腸腰筋という筋肉の硬さが関係しているかもしれません。
腸腰筋とは
腸腰筋は、背骨から太ももにかけて伸びる「大腰筋」と「腸骨筋」からなるインナーマッスルです。骨盤の位置を安定させ、立つ・歩くといった動作を支えるだけでなく、姿勢とお腹を支える深層筋。内臓を正しい位置に保つ役割もあります。
この筋肉が硬くなると骨盤が前に傾き、自然と下腹が出やすくなってしまいます。
腸腰筋が硬くなる主な原因
40代以降では、ホルモンバランスの変化や筋肉量の低下により、腸腰筋が硬くなりやすくなります。
特に次のような生活習慣があると、腸腰筋が縮んだまま固まりやすくなると言われています。
● デスクワーク中心で長時間座りっぱなし
● 運動不足や冷えによる血流低下
● 猫背や反り腰などの姿勢のクセ
● ストレスで身体がこわばっている
腸腰筋の硬さが引き起こすぽっこりお腹
腸腰筋が硬くなると、骨盤の位置が前に傾き、内臓が下がりやすくなります。その結果、下腹のぽっこり感だけでなく、腰痛・便秘・下半身太り・冷えなど、さまざまな不調を感じやすくなります。姿勢の乱れによって呼吸も浅くなり、代謝の低下にもつながります。
腸腰筋をほぐすことで骨盤が正しい位置に戻り、自然とお腹が引き上がります。ストレッチで、股関節の前側をゆるめるケアを取り入れましょう。
スキマ時間にサクッとできる腸腰筋ほぐしストレッチ
今回ご紹介するエクササイズは、椅子に座ったまま行えるので、デスクワークや家事の合間にサクッと行えます。毎日の小さな習慣が、姿勢を変え、ぽっこりお腹をすっきり整えてくれますよ。
<やり方>
1)椅子に座り、右脚を開き、上半身は右側に向ける。膝は90度に曲げる。
2)左脚を身体の後ろに伸ばすようにして、つま先を立てる。
3)息を吸って背中を伸ばし、息を吐きながらかかとを後ろへ押し出す。ももの付け根の伸びを感じる程度まで
4)反対も行う。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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