【1分で脱・ぽっこりお腹】骨盤を安定させて運動効率を2倍にする「全方位お腹痩せエクサ」

【1分で脱・ぽっこりお腹】骨盤を安定させて運動効率を2倍にする「全方位お腹痩せエクサ」
Canva
榎本愛子
榎本愛子
2025-10-28

「腹筋運動を頑張っても、ぽっこりお腹が解消しない」と悩んでいませんか?それ、お腹周りが固く、腰や背中の筋肉がうまく連動していないサインかもしれません。 今回ご紹介するエクササイズは、腰肉や下腹を含めたお腹周り全方位の肉を一気に引き締めます。この運動効果を最大化する秘訣は、すべての動作の土台となる「骨盤の安定」にあるのです。骨盤が安定することで、運動効率が上がり、お腹痩せが加速していくので、気になる方は最後まで読んでくださいね。

広告

 お腹痩せの鍵は「連動」!なぜ単なる腹筋運動では不十分なのか

40代以降にぽっこりお腹が解消しにくい最大の要因は、お腹・腰まわりの筋肉の「連動性」の低下です。
お腹周りは、腹直筋(お腹の前)、腹斜筋(わき腹)、そして広背筋や脊柱起立筋(背中側)といった、多くの筋肉が骨盤を介して立体的に連動し、姿勢や動きを支えています。 しかし、長時間のデスクワークや運動不足で姿勢が悪化すると、これらの筋肉の連携が途切れてしまいます。

特に腹筋が固く、背中側の筋肉がたるんだ状態になると、お腹・腰まわりのバランスが崩れ、骨盤が前や後ろに傾き、不安定になります。この状態で腹筋運動をしても、一部の筋肉しか使えず、肝心の下腹や腰肉にはなかなか効かず痩せにくいのです。

お腹痩せ
イラストAC

お腹全方位に効かせる秘訣は「骨盤の安定」にある

今回ご紹介するのは、太ももを上げたり、上半身をひねったりするダイナミックなエクササイズです。
連動性が低下したお腹・腰まわりを一度に活性化し、お腹周り全方位にアプローチしますが、 このエクササイズの効果を最大限に引き出すのが「骨盤の安定」。 あなたのお腹の筋肉は、表面(アウター)も奥(インナー)も、層になりながらコルセットのように骨盤周りに付着し、体を支える役割を持っています。このお腹の筋肉全体に意識を向けて引き締めることで、エクササイズ中に骨盤がグラグラとブレるのを防ぎ、土台がしっかり固定されます。

 骨盤の安定がもたらす「運動効率劇的アップ」の理由

骨盤が安定すると、以下の3つの大きなメリットが生まれます。

ターゲット部位への集中

骨盤がブレないことで、鍛えたい下腹、腰肉、わき腹の筋肉などピンポイントで負荷が集中します。力が他の場所に逃げず、狙った筋肉を効率よく引き締めることができるのです。。

股関節と脊柱の可動域向上

骨盤が安定すると、その上下にある股関節と脊柱(背骨)は、本来持っている可動域を最大限に使えるようになります。足を大きく上げる・ひねる動作などがスムーズになり、無理なく、より深い筋肉にまでアプローチできるようになるため、運動効果が飛躍的にアップします。

姿勢改善の加速

骨盤が正しい位置で安定すると、連動して背骨も正しいS字カーブを描きやすくなります。これにより、ぽっこりお腹の原因となる反り腰や猫背も同時に改善され、運動をしていない日常の姿勢から代謝もアップします。

この「骨盤の安定」を意識してご紹介するエクササイズに取り組むだけで、あなたの運動効率は格段に上がり、「頑張っているのに変わらない」という状態から卒業し、お腹痩せが加速するでしょう!

全方位お腹痩せエクササイズ

Step1 下腹
準備) 立ち姿勢で脚幅は閉じておく。両手を天井に挙げる

1)右膝を曲げ、太ももを90度上げる。両手は下ろしながら膝タッチ
2)右脚を下ろしながら両手をバンザイへ
3)左も同様に行う
4)音楽に合わせ8セット繰り返す
※太ももを上げる際に息を吐き、お腹の奥を使う意識で行いましょう!

Step2 腰肉・背中
準備)斜め左方向に身体を向ける。左手を天井に挙げ、右手はお尻の横に下ろす。

1)右股関節を内側に倒しながら膝を曲げ、脚を外側に蹴り出す。
2)手はそのままキープし脚を、床に、下ろす
3)脇腹、背中を意識しながら16回繰り返す
4)反対も同様に行う

Step3 くびれ、脇腹
準備)脚を肩幅より開き、膝を緩めて立つ

1)右手→右膝にタッチし胸からひねる
2)上半身を正面に戻す
3)左も同様に行う
4)音楽に合わせて20セット行う

おすすめのタイミングは、朝の3セット!無理のない範囲で行ってみてくださいね。

有酸素運動
photo by 榎本愛子

エクササイズ動画はこちら▼

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

お腹痩せ
有酸素運動
【1分で脱・ぽっこりお腹】骨盤を安定させて運動効率を2倍にする「全方位お腹痩せエクサ」