なんとなく体がつらい…それって足首の硬さが原因かも!40代から始める不調改善足首ストレッチ
「最近しゃがみにくくなった」「少し歩いただけで膝や腰が疲れる」こんなお悩みはありませんか?これらの症状、実は「足首の硬さ」が関係しているかもしれません。足首の動きが悪くなることが不調につながることは、意外と知られていないのです!
足首が硬くなると、なぜ不調が起こるの?
足首は体を支える土台のような存在。ここが硬くなることで体のバランスが崩れ、膝・腰・肩・首など、さまざまな部位に余分な負担がかかるようになります。
足首の硬さをチェックしてみましょう
簡単にチェックできる「しゃがみ込みテスト」をやってみましょう。まずは足を肩幅に開いて、かかとを床につけたままゆっくりしゃがみます。
※安全な場所で倒れないよう気を付けて行ってください
しゃがめず前にや後ろに倒れそうになったり、かかとが浮いてしまう場合は、足首の硬さがあるサインです。
足首が硬くなる原因とは?
年齢とともに起こる自然な変化に加えて、生活習慣も影響しています。
運動不足・長時間の座り姿勢
デスクワークや長時間座った姿勢が続くことで、関節が徐々に硬くなりやすくなります。ふくらはぎや足首周辺の筋肉が使われなくなると、徐々に柔軟性が低下していきます。
筋力の低下と柔軟性の衰え
年齢とともに筋肉や腱の柔軟性が低下し、自然と柔軟性が落ちてきます。気づかぬうちに可動域が狭まってしまうことも多くあります。
足首の硬さが招く代表的な不調
足首が硬さから起こりやすいさまざまな不調を見ていきます。
膝や腰の痛み・疲れやすさ
足首が動きにくくなると、歩行時の衝撃を吸収しきれず、その負担が膝や腰にダイレクトに伝わります。これが慢性的な疲労や痛みの原因に。
姿勢の悪化
足元が不安定になると、無意識のうちに体がバランスを取ろうとして姿勢が崩れます。結果的に猫背や反り腰など、姿勢の悪化につながります。
転倒・つまづきやすさ
足首の柔軟性が不足すると、階段やちょっとした段差でも転びやすくなります。年齢とともにリスクが増すため注意が必要です。
足首の柔軟性を高めるには?
足首を柔らかくするにはふくらはぎの筋肉とアキレス腱の柔軟性を高めることが大切です。段差を越える時やしゃがむ時に、足首が深く曲がる背屈という動きは、ふくらはぎとアキレス腱の柔軟性が欠かせないからです。
今回紹介するのは、ふくらはぎとアキレス腱を同時に柔らかくするストレッチです。靴を履いたままでもできるので、運動をする前や階段を上る前にも取り入れやすいと思います。足首が柔らかくなることで、全身のバランス改善や痛みの予防にもつながるため、日常的に取り入れることをおすすめします。
日頃のケアで十分に改善が可能ですので、「ちょっと足首が動かしにくいかも」と感じたら、ぜひこのストレッチを試してみてください。
足首柔らかストレッチ
1)正座で座る
2)左膝を立て、両手を前に付く
3)息を吸って背中を伸ばし、吐きながら上半身を前に倒す。息を吸って戻す
4)上半身の体重をももに掛けながら、左足首の伸びを感じる。ゆっくりと5回繰り返す。
5)右足首も行う。
動画で確認してみる
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