春の眠さ、だるさは【自律神経が乱れているせいかも】春の不調をやわらげるリラックスヨガ

 春の眠さ、だるさは【自律神経が乱れているせいかも】春の不調をやわらげるリラックスヨガ
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春は寒暖差が大きく、日によって気温の変化が激しい季節です。そのため体は、変化に適応しようと無意識のうちに緊張し、自律神経のバランスが乱れやすくなります。そんな時におすすめなのが、呼吸を整えながらゆったりと体を動かすヨガです。

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自律神経を整えて春を快適に過ごそう

春は気温の変化が激しく、自律神経が乱れやすい時期だからこそ、意識的にリラックスする時間を作ることが大切です。なかでも背骨のストレッチやゆっくりとした呼吸は、自律神経に直接作用し、副交感神経を優位にする効果が期待できます。

ほかにも「朝起きた時になんとなくスッキリしない…」という人は、朝の目覚めに腹式呼吸を取り入れると、交感神経がスムーズに働きスッキリ目覚めやすくなります。逆に夜寝る前に行うと副交感神経が優位になり、リラックスして眠りにつきやすくなります。

腹式呼吸でリラックス

呼吸は、自律神経に直接働きかける重要な要素です。特に、腹式呼吸を意識することで、副交感神経が優位になり、心身が落ち着く効果が期待できます。

①楽な姿勢で座る。あぐら正座、椅子に座ってもOK。

②両手のひらをおへその上に重ね、目を閉じる。

自律神経1
photo by Kentaro Yoshimoto

③両鼻から息をゆっくり吸い、ゆっくりと吐く。

④お腹を膨らませながら、ゆっくり吸い、細く長く吐く。

⑤肩の力を抜きながら吸って、ゆっくり吐く。

⑥①〜⑤の呼吸を3~5回繰り返しましょう。呼吸のリズムに意識を向けると、よりリラックスしやすくなります。

自律神経を整えるストレッチ

呼吸が整ったら、簡単なヨガのポーズで体をほぐしていきましょう。座ったままでできる動きなので、運動が苦手な人や幅広い年齢の人がトライできます。

首と肩をほぐすストレッチ①

首や肩の緊張をほぐし、血流を促進するストレッチです。

①楽な姿勢で座る。

②息を吸いながら左手を天井へ伸ばし、頭の上を通って右耳に添える。

③息を吐きながら、ゆっくりと左へ首を倒していく。

④右手は肩の下に自然に伸ばし、徐々に後方へ腕をずらし体から遠ざける。

自律神経
photo by Kentaro Yoshimoto

⑤深呼吸を繰り返し、気持ちいいと感じるところでキープ。

⑥首を下に向け、両腕を体側へだらんと下ろす。

⑦顔は正面に向け、息を吸いながら肩を持ち上げ、耳に近づける。

⑧吐きながら、肩を背中側へぐるっと回す。

⑨左右3回ずつ繰り返す。

首と肩をほぐすストレッチ②

①息を吸いながら両手を大きく左右に開き、指先を上に向ける。

②息を吐きながらひじを曲げ、肩の高さでキープする。

自律神経3
photo by Kentaro Yoshimoto

③肩を下げ、深呼吸を繰り返した後、息を吸いながら、力を緩め両手を体側へ下ろす。

座ったままできるキャット&カウ

背骨の柔軟性を高め、自律神経を整えるストレッチです。

①息を吸って、両手を前へ突き出し、指を絡める。

②吐きながら背中を丸めておへそを覗き込んでいく。

自律神経4
photo by Kentaro Yoshimoto

③息を吸い、顔を正面に向け背骨をまっすぐ伸ばす。この動きを3回繰り返す。

④息を吸いながら、両手を天井に上げて背伸びをする。

⑤吐きながら左右に体を揺らして、体側を伸ばす。

自律神経5
photo by Kentaro Yoshimoto

⑥息を吸いながら体を正面に戻し、吐きながら、両手を体側に下ろす。

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