<更年期世代の疲れや不調に>年齢だけが理由ではない?座りっぱなしの人必見の不調解消1分ストレッチ


疲れやすさやちょっとした不調は年齢のせいにしがちですが、実は座り時間の長さも関係していることはご存知でしたか?座り時間からくる不調を解消するストレッチをご紹介します。
その不調、座りっぱなしが原因かも?
「最近疲れやすくなった」「夕方になると足がむくむ」「腰や肩が重だるい」こんな不調を感じていませんか?
更年期に差し掛かると、ホルモンバランスの変化による 疲れやすさ、代謝の低下や筋力の衰えなどが進みます。そのため、こうした不調を 「年齢のせい」にしてしまうかもしれません。
しかし、それだけではなく、座っている時間の長さも関係していることがあります。

デスクワークやスマホの使用時間が長くなり、気づけば何時間も同じ姿勢で座っていることが増えています。日本人の1日の座位時間は平均7時間以上と世界でもトップクラスです(参考:厚生労働省「座位行動」)
座りすぎは血流の滞りや筋肉の衰えを引き起こし、代謝をさらに低下させます。これによって、むくみや冷え、肩こり、腰痛、さらには体重の増加などが起こります。特に更年期世代は、ホルモンバランスの変化と重なって、こうした不調が現れやすくなります。
長時間座ることが避けられないなら
そうは言っても、仕事や日常生活の中で座る時間を急に減らすのは難しいですよね。そのため、長時間座り続けることによる負担を減らすために、ちょっとしたストレッチを習慣にすることが大切です。たった1〜2分の、座ったままできる簡単なストレッチでも、体の柔軟性を高め、血流を促進する効果があります。さらに、筋肉の衰えを防ぎ、座りっぱなしによる不調をやわらげることができます。
今回は、座り時間が長いことで硬くなりやすい筋肉のひとつ、前もも(大腿四頭筋)のストレッチをご紹介します。
座りっぱなしの体に効果的!前ももストレッチ
大腿四頭筋は体の中でも大きな筋肉の一つです。ストレッチで柔軟に保ち、筋肉の緊張をほぐして柔軟に保つことで、血行の促進、代謝の向上、疲労の軽減、腰痛の軽減にもつながります。座ったままできるので、長い座り時間の合間にぴったりです。
<やり方>
1)椅子に浅く座り、背筋を伸ばす。
2)右足を持ち上げ、できるだけ床と平行になるまで右脚を前に伸ばして、3-5秒ほどキープしてからゆっくりと足をおろす。これを数回繰り返す。

3)左足でも同じように行う。
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