ケアしないと太くなる?日常で使いすぎる【前もも】の緊張を柔らかくする「前ももストレッチ」
脚痩せを目指してトレーニングしていたのに、逆に太くなってきた気がする、前ももだけはなかなかすっきりしない、という人いると思います。今回は、鍛えるのが難しい前ももがほっそりするストレッチを紹介します。
前ももが張るのはどうして
たくさん動かす筋肉は発達しやすく、同時に疲労がたまりやすいので太くなりやすいのが特徴です。前ももの筋肉は日常でも使われることが多い筋肉なので、ほっそりさせるためには正しいケアをしなくてはいけません。
姿勢が悪いと前ももが張る
前ももとお尻の筋肉、もも裏の筋肉などがバランスよく使われることで私たちは真っ直ぐに立ったり、安定した状態で歩くことができます。ところが、姿勢が悪いと骨盤が前後に傾き過ぎてしまい、前ももの筋肉ばかり使われてしまいます。反り腰や猫背姿勢も前ももの張りの原因となります。
前ももを太くしないために日常で気をつけること
皮下脂肪をつけ過ぎない
運動不足などが続き体全体に脂肪がつくと、前ももを含む全身が太くなります。日常でも積極的に運動やストレッチを取り入れ、食事のカロリーにも気をつけましょう。
むくみをケアする
脚の血流やリンパの流れが悪くなると脚がむくみ、前ももの張りが強くなります。お風呂に浸かったり、マッサージをするなどをして毎日リセットしましょう。
歩き方に気をつける
ヒールをよく履く人は特に注意。つま先重心になることで前ももに負担がかかりやすくなります。その他にも、歩く際に膝が伸びていなかったり、足をすりながら歩くことも前ももの負担につながるため、正しい歩き方を意識しましょう。
前ももストレッチエクササイズ
硬くなった前ももをストレッチしていきましょう。ここで確実に伸ばしていきたい筋肉が、腰骨の少し下あたりから膝下に付着している大腿直筋です。
【ストレッチ方法】
(1) 床に膝をつき、それぞれの足を太ももの外側に出すようにして座る。(割座)
(2) 両手の平をお尻の後ろ側、肩の真下につける。指先は前に向ける。
(3) お腹に力を入れたまま、息を吸いながらお尻を上げる。腰骨~膝までを一直線に引き伸ばすイメージをしながら、15〜20秒ほどキープしましょう。
【NGなやり方】
・手首の位置が肩の真下から遠く離れないようにしましょう。
・お尻を上げる際は、背中が反りすぎないようにしましょう。
【もっと簡単な方法】
手を床につく際、クッションなどを置いて高さを出しても構いません。
運動の詳細は以下動画でも確認いただけます。
AUTHOR
宇都宮明香
五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。 プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。
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