腸活のカギは消化力？腸活の土台となる【胃腸の働き】を活性化する「ねじりストレッチ」

腸活とは？

近頃よく聞かれるようになった腸活というワード。皆さんどんなイメージが湧くでしょうか？ 一般的に腸活とは、腸内環境をより良い状態にして、腸の持つ本来の力を取り戻すために生活習慣を整える活動のことを言います。

腸活のメリット

便秘改善

大腸のはたらきが弱くなると老廃物が排出しにくくなり、慢性的な便秘や下痢、お腹の張りなどを引きおこす原因に。適度な運動をする事によって腸の動きがスムーズになることで便秘の改善へ繋がります。

太りにくくなる

腸内環境が整うと、便秘が改善される＝ポッコリおなかの解消が期待できます。さらに消化吸収が改善されることで、余分な脂肪を溜め込みにくくなる効果も。

腸活で免疫力を高めよう

免疫細胞は骨髄の中で生まれて血液やリンパ液を通って全身を巡っていますが、その免疫細胞の約70％は腸に存在しています。腸内でも多くの免疫機能を担っているのが、小腸にある「パイエル板」と呼ばれる器官です。また、肌荒れの改善や身体が疲れにくくなるなど、美と健康にうれしい様々な変化が期待できます。

腸活の方法といえば、食事、運動、お腹のマッサージと色々なアプローチがありますが、その中でも、直接腸に届きダイレクトに影響するのが食生活。私たちは日々、口から取り入れた飲食物を日中活動するためのエネルギー源としています。

飲食物の通り道は一本の長い管になっていて、口→食道→胃→小腸→大腸→肛門を通って不要になったものを身体の外に排出します。中でも最初に飲食物を受け止める消化器は胃です。1番最初に、口にしたものを大地のようにどんなものでも受け入れ、身体のエネルギーに変化させる。とっても重要なはたらきを担っています。食物を一時的にたくわえて栄養に変え、吸収しやすい状態にしたり、胃酸の力で食物に不着した細菌の殺菌も行っています。

胃のはたらきが弱っていると、次につながる小腸や大腸に負担がかかって消化不良を引き起こすことも。なので食事の質に気をつけても、胃腸が弱っている状態ではせっかくの良い食事をスムーズに消化、吸収、排出することができません。身体に必要な食材を取り入れると同時に、胃腸のはたらきを整えておくことも腸活の重要なポイントです。

そこで腸活の効果を高めるための胃腸ケアにオススメなのが中医学とヨガを融合した陰ヨガ。陰ヨガは、筋肉をゆるめてリラックスした状態で数分間、じっくりと時間をかけてポーズを行う静的なヨガです。自分の身体に合わせて無理なく行うことができ、経絡と呼ばれている「目には見えないエネルギーライン」に働きかけていきます。経絡の滞りが解消され、全身の気血がスムーズに流れ、またリラックスした状態でポーズを行うことで副交感神経が優位になり呼吸が深く、消化促進、弱った胃腸のはたらきをサポートする効果が期待できます。

ねじりを加えたチャイルドポーズ

主なターゲットエリアは内ももです。そこから上半身にツイストを入れることでお腹や肩関節まわりにもじんわりとアプローチしていきます。

ポーズのやり方

①正座のポジションから両手のひらを前について両膝を左右に開く

②お尻がかかとについた状態でゆっくりと上体を前に倒し、内ももの伸びを感じるところを見つける

③右腕を左の方に伸ばしてツイストを入れて右肩をマットに下ろす。１分半経ったら左手でマットを押してゆっくりと反対のツイストポジションに移動しておなじように１分半ポーズをとる。※肩がマットに降りない場合は②の４分内ももの伸びを感じながらじっくりとポーズに留まる。

④膝を痛めないようにそっとポーズから抜けて仰向けでリバウンドタイム、ポーズの余韻を感じます。

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