朝の足裏ほぐしで1日が変わる!動きやすくシャキッとする【たった1分でOK】簡単足裏ほぐし
一日の始まりである朝。顔の手入れはとことん気にするけれども、ぜひ一緒にやってもらいたいのが足裏ケアです。今回は誰でも簡単にできる足裏ほぐし法をご紹介します。
新しい朝のルーティーンに足裏ケアをプラス!
みなさん、毎朝ルーティーンとしている身体のケアはありますか?顔や髪のケア、セットはバッチリするかもしれませんが、実は足裏のケアを朝に行うと良いんです!
五千年以上の歴史をもつインドの伝統医療であるアーユルヴェーダにおいて、より良く生きる智慧の一つとして足のケアの重要性を謳っています。特に、朝の時間帯に足のケア(オイルマッサージ)を行うことによって老化を遅らせ、疲労や倦怠感を減らし、活力を上げると言われています。また、東洋医学においても足裏は全身の縮図とも言われ、臓器や器官などと関わりあっていると考えられ、足裏のケアはとても大事に考えられています。
私たちは一日の中で立つ・座る・歩く・走る...といった動作を絶えず行っていますが、足裏は身体を支え、動かす、とても大事な土台です。その土台を朝の時間帯にしっかりケアすることは、内臓・感覚器を労り、正しい神経回路を整え、全身の機能をスムーズに動かすことに繋がります。また、足裏にある感覚センサーもしっかり働き、頭に上がりすぎていた気を落ち着かせたり、精神的にもふわふわせず安定し落ち着いて過ごすことにも繋がります。
ですので、その日一日をご機嫌に過ごすためにも、朝のルーティーンとして足裏のケアをすることをオススメします。
足裏は全身の縮図
人間の身体の中でも、足裏・手・耳は全身を投影し関連していると言われており、部分則全体とも言われています。そして、東洋医学の観点から、また、アーユルヴェーダにおいて、エネルギーの源・急所とも言われるマルマの観点から見ても、足裏は全身と繋がっています。
足裏をケアすることによる効果
足裏ケアをするとどんな効果があるのかと言うと、
● 臓器や器官の不調解消
● 血行促進(冷え性、むくみ、だるさ、疲れ解消)
● デトックス
● 心身のリラクゼーションを高める
● 自然治癒力アップ
● 姿勢改善
● 基本動作が安定しやすくなる
など、たくさんの効果が期待できます。
今回は、これまで足裏ケアをしたことがない方でも簡単にできる足裏ほぐし法をご紹介しますので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
これで一日をご機嫌に!朝1分でOKの足裏ほぐし
足裏ケアを言っても難しく考えることはありません。足裏に手を当てて、柔らかくほぐすことから始めていきましょう。
足裏ほぐしをする際、お肌を傷つけず滑らかにほぐすために、肌や体質に合う植物油(セサミオイル、オリーブオイル、ホホバオイル、アーモンドオイル、ココナッツオイル…)を使うことをオススメします。オイルを手に乗せ、軽くこすり温めてから足裏を優しくマッサージすればOK。
オイルマッサージはアーユルヴェーダにおいても薦められている朝のルーティーンの一つで、血流を良く巡らせることで疲労や倦怠感を減らし、関節を潤滑良くしたり、身体の組織に栄養を与え、寿命を延ばし老化を遅らせる、睡眠の質を改善する、など嬉しい効果がいっぱいです。
<やり方>
1)指の間を横に開いたり、縦に動かす
2)足指を1本ずつ回す→ねじる→引っ張る→伸ばす→爪の両側を持って回す
3)足指の間に手を握手するようにからませ、足指を回したり(反対の手で足の甲を軽くつかむ)、足首を優しく大きく回す(反対の手で足首の少し上を軽くつかむ)
4)グーの手で土踏まずを中心にたたいたり、足裏全体をこねるように体重を乗せる
ポイントは痛気持ち良い程度の圧を加え、息を吐く時にゆっくり押して吸う時に手を緩めて、ゆったりと深呼吸しながら行うことです。
朝起きて朝食の前、顔を洗うタイミングでたった1分、足も柔らかくほぐしてあげてください。これをするだけで、きっと笑顔で落ち着いて一日の始まりが迎えられると思いますよ。
AUTHOR
元田裕子
ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。
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