POSE & BODY
ケン・ハラクマさん、芥川舞子さんが語る|アシュタンガヨガがもたらす効果とは
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K:ヨガの練習には2種類あると思うんです。一つは新しい知識を取り入れ、学ぶ練習。もう一つは、学んだことを実践し、自分の物として身につけていく練習。アシュタンガヨガはまさに後者。シークエンスが決まっていて同じことの繰り返しだけど、実はこれがとても有益。一流のスポーツ選手も、ルーティンを繰り返しながら自分の弱点を探り、能力を高めていくでしょう。だからこそ、ちょっとした変化に敏感になる。
A:はい。目の前のことを淡々と続けることでしか到達できない世界があるんだなということを、実感しています。
K:ヨガを練習していると、いろいろなことを学ぶけれど、学びのステージやスピードは人それぞれですよね。ヨガを始めた直後は夢中になってハマるけれど、徐々に悩みが深くなる。そして、自分なりに模索して、あるとき「これでいいんだ」と悟る。アシュタンガヨガの場合、毎日同じことの繰り返しだからこそ、自分の繊細な感覚を感じられるんでしょうね。
A:始めたばかりの頃は、ポーズばかり追求してしまい、肩幅が大きくなり過ぎたり、不必要な筋肉が発達したりして、バランスが悪いなと感じていました。でもそのうち、自分の体や心の癖を見極め、頑張るところと緩めるところの区別をつけられるようになったら、次第に気持ちいいところに落ち着いてきたんです。
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