オーストラリア発「甲状腺ヨガ」って?バランスを整えて不調を解消しよう

 オーストラリア発「甲状腺ヨガ」って?バランスを整えて不調を解消しよう
YJ AUS
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甲状腺ヨガは、たくさんのヨガの伝統から学んだ、きわめて多様な知識を活用している。そのなかのひとつは、クンダリーニヨガの教え。クンダリーニヨガマントラを唱えることに焦点をおいている。マントラの詠唱は上顎を打つ舌の動作を通じて直接に甲状腺に影響を与え、同時に、この舌の動作が、上顎の真上に位置する脳下垂体を刺激することにもなる。特定の呼吸のテクニック(プラーナヤーマ)と動き(アーサナ)に付随する特定の音のバイブレーション。それがもたらす反響が、腺を刺激し、じっさいに腺の働きを活性化させる。ヒーリング効果のある音の振動が、交わりながら転移していくことで腺のバランスが整えられるのである。甲状腺ヨガが主要な影響を受けているヨガは他にもある。そのひとつがカトナーヨガの教え。これはハタヨガのプラクティスで、道教(タオ)の理論や、神聖幾何学、プラーナヤーマ、瞑想などの要素を取り入れながら、40年以上かけて洗練されてきた。これらの要素はすべて、臓器の働きを助けてくれるし、人間自身の内にそなわる直感的な治癒力を理解するための道具としてとらえ、さらに、甲状腺のバランスが崩れてしまうことには、いくつか外的な原因がある。ストレスや炎症、食材への敏感さや栄養不足など。

甲状腺ヨガは、指導的な立場にある医師によっても支持されている。甲状腺の機能に影響を与えるエネルギーのメカニズムや生化学的メカニズムのバランスを取り戻し、再編成する上で役に立つものとして、甲状腺ヨガは実証的な方法だと考えられているのだ。2017年11月、オーストラリアでは甲状腺ヨガのための講師養成クラス、およびマスタークラスが開講された。世界中に啓発活動を波及的に広めるために知識を学び、自信を身に付けたいと望むヨガ講師、ヨガにたずさわる者にたいして門戸を開いている。

詳しくは、https://www.thyroid.yoga/australia

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Translated by Miyuki Hosoya
Article by yogajournal Australia



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