【40代からのぽっこりお腹解消法】まず背筋から鍛えよう!初心者向け座っておじぎするだけ簡単エクサ
加齢と共に筋力や代謝が下がり、体型も変化し始める40代。お腹まわりについた脂肪が気になる人もいるでしょう。慌てて腹筋運動を始めた人もいるかもしれません。でもちょっと待って!実は腹筋よりも先に意識したい部分があります。今回のターゲットは腹筋ではなく背筋(脊柱起立筋)。脊柱起立筋を鍛えるメリットや簡単なエクササイズをご紹介します。椅子に座って行うので、トレーニング初心者でも安心ですよ!
脊柱起立筋の役割とは
体幹と言われる部分は、具体的には腹筋と背筋が背骨を支えています。私たちはつい腹筋に目が向きがちですが、実は背筋は腹筋以上に重要な働きをしています。特に首から腰にかけて背骨の両側にある脊柱起立筋は、日常のほとんどの動作に関わっている重要な筋肉です。主な役割は、
●背筋を伸ばす
●立っている時、歩く時、走る時など、上半身を安定させて倒れないようにする
●荷物を持つ時、重いものを持ち上げる時、中腰の姿勢を安定させる
●階段の上り下りの時に、バランスが崩れないようにする
など、どんな時でも体が安定して倒れないのは、脊柱起立筋が働いてくれるおかげなのです!
脊柱起立筋を鍛えるメリット
代謝が上がりダイエット効果UP!
脊柱起立筋は大きな筋肉のため、鍛えることで効率よく基礎代謝が上がり、代謝が上がることで脂肪も燃えやすくなります。40代以降の基礎代謝が下がってきた世代には、嬉しいメリットといえるでしょう。脊柱起立筋を鍛えた上で、腹筋運動もプラスすれば、ダイエット効果も高まるので、気になるぽっこりお腹解消にも効果的!
姿勢が改善され若返り効果UP!
脊柱起立筋を鍛えることによって、腹筋とのバランスが整い、綺麗な姿勢を無理なく続けられるようになります。姿勢が良くなることで、二次的なメリットも!
背筋が伸びると、お腹まわりも自然に伸びて引きあがり、無駄な脂肪がつきにくくなります。また、肩や首まわりにも負担がかかりにくくなるので血流もよくなるため、肩こり解消はもちろん、顔色も明るくなり、若返り効果も期待できますよ!
脊柱起立筋を鍛えよう!椅子に座ってできる簡単エクササイズ
やり方
1.椅子に浅く座り足幅を広めにして床に下ろす
2.手を膝上~腿の辺りに置き、息を吐きながらおへそをのぞき込むようにして背中を丸め、上体を大きく前に倒す
3.息を吸いながら背中を反らせ、上体を起こす。頭を最後にして、視線を斜め上に向ける
4.深い呼吸と共に2~3の動きを10回繰り返す
ポイント
使いたい筋肉は脊柱起立筋です。上体を起こす時は、背中を意識し、肩や首に余計な力が入らないように気をつけましょう。背筋が使えるようになると自然に腹筋も鍛えられます。気になっていたぽっこりお腹も徐々にスッキリしてきますよ。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く