ポッコリお腹の原因は?!3つの原因と、タイプ別トレーニング
下腹部がポッコリと膨らんでいて「なかなかへこまない…」とお悩みのあなた。実はポッコリお腹は原因によって必要なアプローチが違います!間違ったアプローチをしているから、お腹がへこまないのかもしれません。
【ポッコリお腹】3つの原因
下腹部のたるみが気になる。ポッコリと膨らんでお腹を平らにしようとしても全然へこまない!腹筋をしているのにポッコリが全然取れない…とお悩みの方。まずはあなたのポッコリお腹の原因を知って、正しくアプローチしていくことで効率的に解消できるかもしれません。ポッコリお腹になる3つの大きな原因と、それぞれの原因にあったエクササイズをご紹介します!あなたはどのタイプにあてはまりますかチェックしてみてください。
1.巻き肩からくるポッコリ
原因:パソコン仕事や携帯の操作で行うような姿勢。肩を前に巻き背中を丸めるとお腹がポッコリとなりますよね。この姿勢が癖となり、いつでも巻き肩&背中が丸まって下腹部のたるみにつながってしまっている方が多くいます。多くの場合はあごも前に出ていることが多く、ストレートネックによる首コリや慢性的な肩こりの方は、この原因かもしれません。
チェック方法:まっすぐ立ち、肩を何度か上げ下げしてストンと落とします。両手の中指が体側に沿ってまっすぐの位置であればOK!(レギンスやズボンの横の縫い目に沿っていればOK)。手のひらが太ももの前に出ているようであれば、肩が巻いている可能性が高いです。
対処法:巻き肩が原因で姿勢が崩れポッコリお腹の原因になっているので、肩を開くエクササイズからポッコリお腹にアプローチしましょう!
1.横向きに寝る。ローラーやブロック、クッションなどを枕にすると楽に行えます
2.両手の平を体の前で合わせ吸いながら片手を天井方向~背中側に開き、吐きながら戻す
3.目線も指先を追うようにして、呼吸に合わせて10回を目安に行う(逆側も同様に行う)
2.骨盤の後傾からくるポッコリ
原因:巻き方とも共通する部分がありますが、骨盤を後ろに倒すことがクセになっているとポッコリお腹の原因になります。例えば椅子に浅く座り、背もたれに寄りかかるようにすると、座骨ではなく尾骨で座るような形になり骨盤が大きく後傾します。
チェック方法:両手の親指と人差し指を合わせ、三角形を作ります。立った姿勢で三角形を作った親指をおへそにおき、残りの指4本は軽くお腹に添えます。親指と人差し指が地面に対して垂直であればOK!人差し指が前に出ていると、骨盤が後傾していることになります。
対処法:骨盤や股関節を動かしてニュートラルなポジションに戻すようにしましょう。
1.四つん這いになりローラーやクッションを膝の間に挟む
2.肩を動かさずにお尻で円を描くように動かす。5~8周したら反対回しも行う
3.骨盤底筋の筋力低下による内臓下垂からくるポッコリ
原因:骨盤底筋群とは、骨盤の底についている筋肉の総称。大腸や膀胱、子宮などの内臓たちをしたから支えてくれていたり、大便や小便の排泄をコントロールしています。骨盤底筋群は加齢により厚みがなくなり、筋力が低下することで内臓を支える力が弱まるといわれています。さらに原因1や2などの姿勢で背中を丸めると、内臓が下に押され内臓下垂が起こり、結果的に下腹部に内臓がぎゅっと集まることでポッコリとしたお腹になってしまうのです。
チェック方法:筋力のチェック方法はありませんが、ちょこっと尿漏れなどが気になるかたは、骨盤底筋群の筋力が弱っている可能性があります。
対処法:骨盤底筋軍を引き締めるトレーニングを行いましょう!
1.マットに座り膝を曲げ、脚を組むようにします
2.両脚を持ち上げ、吐きながら両膝を胸に近づけます(10回程度を目安に)
3.さらに余裕があれば、両手を前に伸ばしながら行う
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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