【知らなかった!】肋骨を締めればくびれができる。息を吐くだけでOKの簡単お腹痩せエクサ

 【知らなかった!】肋骨を締めればくびれができる。息を吐くだけでOKの簡単お腹痩せエクサ
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須藤玲子
須藤玲子
2022-06-30

ぽっこりお腹を解消して理想的なスタイルを手に入れるには、キツい筋トレが必須だと思っていませんか? そんな人にこそおすすめの、筋トレなしでお腹をへこませくびれまで作れる、簡単なエクササイズをご紹介。ポイントは「肋骨」を締めること。椅子に座ったままできるのでとても簡単です。

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肋骨の役割

肋骨
肋骨(イラストA/C)

肋骨はかごのように胸部を覆う形で存在していて、内側にある肺や心臓など、大切な臓器を守っています。肋骨は肺の動きと連動するため、息を吸った時には、肺が膨らむと同時に肋骨も広がり、息を吐いた時には、肺も肋骨も閉じる仕組みになっています。

肋骨を締めるとお腹が引き締まりくびれができる !?

肋骨は胸骨と呼ばれる骨と軟骨を挟んで繋がっています。左右12対、全部で24本の骨で構成されており、微妙に長さや角度が異なります。軟骨は通常の骨よりも柔軟性が高く、前後、上下、左右、様々な方向に動かすことができるため、肋骨は、可動性が高く、動きやすいという特徴があります。また肋骨は、呼吸と関わる横隔膜などのインナーマッスルをはじめ、姿勢やスタイルを美しく保つための多くの筋肉(背筋、肩・肩甲骨まわりの筋肉・腹筋など)とも繋がっています。肋骨を締めることでインナーマッスルが鍛えられるため、体幹強化、姿勢改善にも効果的。お腹の筋肉も引き込まれるため、お腹を引き締めてくびれを作る、ボディメイク効果も期待できると言われているのです。

肋骨を締めるだけ!お腹スッキリ簡単エクササイズ

肋骨を締めながら10秒かけてゆっくり息を吐くだけ! 簡単なエクササイズのご紹介です。

息を吸う
photo by Reiko Sudo

1.背筋を伸ばして椅子に座る。両手を肋骨の下部に当て、おなかを軽く引き込む。

2.鼻から息をゆっくり吸いながら、肋骨を前後左右に大きく広げる。

息を吐く
photo by Reiko Sudo

3.口から「ふー」と息を吐き、上体を少し前に傾けながら肋骨を中央に寄せて締める。10秒かけてゆっくり吐き切る。

4.2~3の動きを5回くり返す。

ポイント

息を吸った時には、左右の指先が大きく離れ、吐く時には、指先同士が触れる(または重なるくらい)まで、左右の肋骨の幅が狭まってくるのを感じてみましょう。椅子に座るほか、床に座りあぐら正座の姿勢で行ったり、立ったまま行ってもOK。呼吸・肋骨・筋肉の3つに意識を向け、深い呼吸を繰り返し、リラックスしながらお腹をしっかり引き締めましょう!

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。RYT200/フェイシャルヨガTTC/骨盤底筋トレーニングヨガTTC/リストラティブヨガTTC/陰ヨガTTC/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト



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