加齢によるボディラインの崩れ【骨盤底筋の衰え】が原因かも?「骨盤底筋」を鍛えるヨガポーズ2選
ボディラインの崩れ、ポッコリお腹……実は原因の一つに、「骨盤底筋」の衰えが影響しているかもしれません。今回は、この骨盤底筋を鍛えることによって得られるメリットのお話です。
ボディラインの崩れ、ポッコリお腹……実は原因の一つに、「骨盤底筋」の衰えが影響しているかもしれません。骨盤底筋は、どこにあるかというと、骨盤の底にある筋肉。ハンモックのような形をしていて、膀胱や子宮、直腸などの大事な臓器を支えています。
女性の骨盤底筋には、尿道口、膣口、肛門の3つの穴があり、尿道口や肛門が機能することによって排泄がコントロールされています。ですが、骨盤底筋は20代から衰え始めると言われていて、出産によって伸びたり断裂したりして大きなダメージを受け、弱ってしまいます。そして更年期以降になると、全身の筋肉量に関わる女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が急激に減少するため、骨盤底筋も弾力がなくなり薄くなってきます。その結果、尿もれなどのトラブルや、ボディラインの崩れにまで繋がってしまいます。
また、重いものを持つ仕事の方や、激しい運動を日常的に行う方も骨盤底筋はダメージを受けていることがあります。特に体を動かす機会が減っている現代の私たちには、意識して骨盤底筋を鍛えることが大切なのです。
骨盤底筋を鍛えることにより得られるメリットは?
まずは、尿漏れや、便秘の予防です。止めることも、力むことができるのも骨盤底筋の役割です。骨盤まわりの血液の循環が向上するため、手足や体の冷えも緩和してくれます。そしてぽっこりお腹の予防です。ぽっこりお腹の原因のひとつに、骨盤底筋が緩んでしまうことにより、お腹の中にある内臓を支えられなくなってしまうことが挙げられます。この場合、骨盤底筋を鍛えることで、内臓を引き上げ、ぽっこりお腹を防止することができます。
他にも、骨盤底筋を鍛えることでトレーニングの効果を高めるメリットもあります。骨盤底筋を鍛えることにより正しい姿勢で運動できるようになるため、鍛えたい筋肉にダイレクトにアプローチすることができるようになります。
それでは、どのように鍛えたらよいのでしょうか?
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く