【そのポッコリお腹…骨盤の歪みが原因かも】産後の骨盤を整える「骨盤底筋エクササイズ」

 【そのポッコリお腹…骨盤の歪みが原因かも】産後の骨盤を整える「骨盤底筋エクササイズ」
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yun
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2021-11-04

産後ママの身体の悩みで多いのが、骨盤の歪み。産後、と聞くと産後すぐの方を思い浮かべる方も多いかと思いますが、産後はいつまで経っても産後です。妊娠中から子育ての期間で崩れた姿勢を整えましょう。

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骨盤周辺を緩めるホルモン「リラキシン」

妊娠をすると、「リラキシン」というホルモンが分泌されます。リラキシンには骨盤や筋肉を緩ませる作用があり、赤ちゃんが産道を通るために、骨盤を開きやすい状態にします。

リラキシンの分泌は数日で止まると言われているようですが、個人差があり、作用が産後6か月ごろまで続く方もいるようです。

骨盤底筋

骨盤を支える筋肉のひとつに【骨盤底筋】があります。子宮や内臓を、骨盤底で支えている筋肉です。

骨盤底筋
イラストAC

この骨盤底筋は、お腹(子宮)が大きくなる、出産時の産道への負担、リラキシンの分泌、などにより、妊娠出産を通して緩んでいる状態となっています。

そしてこの骨盤底筋が緩んだ状態のままでいることによって、骨盤を上手に支えることができなくなったり、「頻尿」「尿漏れ」「内臓の下垂」「ポッコリお腹」などの症状が出ててきたりするのです。

骨盤底筋エクササイズ

このように、妊娠出産を通して、骨盤や周辺の筋肉は大きく変化していきます。骨盤底筋は、ピンポイントで動かすことが難しい筋肉です。ですが、連動している"内もも"の筋肉を使って鍛えていくことができます。
今回は、内ももから骨盤底筋を鍛えるエクササイズを、段階を追って2つお伝えします。ご自身の身体に合う方でチャレンジしてみましょう!

【簡単】(産後すぐのママOK)

①仰向け(もしくは座った姿勢)で、うちももの間にクッション等をはさむ。

②クッションが緩まないよう、意識をして挟み続ける。

 

【頑張れる方はこちらを】

①仰向けになり、ブロックもしくはクッションを内ももに挟む。

②足裏で床を押して、お尻を持ち上げる。※膝が開いていかないよう注意

③数回繰り返す。

こちらの動画には注意点も記載しています。
ぜひ、見ながら行ってみてください!

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yun

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元々、前屈は膝に届かず、運動は苦手。しかしヨガをするほど体は柔軟に。深めるほど心も柔軟になっていくことを実感◎固定概念に囚われていた自分とはサヨウナラ!考え方が180度変化し、自分のことが好きでいられるように。モットーは「ヨガのハードルを低くする。」柔らかなレッスンを心がけている。前職は幼稚園の先生。この経験を活かしベビーマッサージ講師も務める。ただの触れ合い遊びではない、体と心と脳の成長を促す、ベビーマッサージについての講座も開催している。



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