【きつくない】バキバキの背中がみるみる柔らかくなる!呼吸に合わせて動かすウェーブエクサ

 【きつくない】バキバキの背中がみるみる柔らかくなる!呼吸に合わせて動かすウェーブエクサ
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伊藤香奈
伊藤香奈
2022-10-04

肩こりや腰痛にお悩みの方が多いですが、背中に鉄板を背負ってるくらい背中もバキバキではありませんか?そんな方のために今回は呼吸に合わせて柔らかく動きながら背中全体もほぐしていくエクササイズをご紹介します。

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肩や腰が痛い人は背中も絶対バキバキ?

肩こりや腰痛を持っている方は、背中全体もバキバキに硬くなっているという方も多くいらっしゃいます。

まず、肩こりと背中のこりの関連性ですが、背中全体に大きく広がる筋肉・広背筋は、肩の大きな筋肉である僧帽筋(そうぼうきん)とも重なっています。筋肉は連携して動いているので筋肉が重なっている部分が大きいほど隣同士の筋肉の動きに影響を受けやすいとも言えます。

さらに、広背筋は背中~腰全体を包むよう逆さまの台形のように広がっているため、腰痛と思っている腰部の痛みは実は背中全体の筋肉の硬さである可能性もあります。肩こりや腰痛を緩和したい方は、背中全体の筋肉をほぐすアプローチも重要なのです。

僧帽筋・広背筋などの背中の筋肉
背中上部の僧帽筋と下部の広背筋は背中の真ん中あたりで重なっており連動して動く働きがある

ウェーブの動きで背中をほぐそう!

背中は自分でもんだりほぐしたりできない部位です。そのため、自分で筋肉を緩めていくためにできることは背中を伸ばしたり縮めたりして筋肉をいろいろな方向に動かすこと。さらに、背中を動かすエクササイズをする際、呼吸も連動させていくと体の内側からも筋肉をマッサージするような動きが生まれやすくなります。

やり方

 

1)正座になり両肘をマットにつき小さくなる

2)息を吸いながら脇を締めて肘をマットについたまま体を前にスライド。顎をマットに近づけ低い姿勢で状態を前に移動する

3)肘が耐え切れなくなったところで両肘を伸ばし上半身を斜め上に伸ばす

4)息を吐きながら背中を丸め目線はおへそへ。両手でマットを押しながら1の姿勢に戻る。呼吸に合わせながら1~4を繰り返す

ポイント:

● 息を吸う時は上半身全体を風船のように膨らませるようにイメージし、息を吐く時はお腹と背中の両面から薄くするようにイメージしながら動いてみましょう。

● 体を前にスライドするのは腕のトレーニングにもなっています(二の腕と呼ばれる上腕三頭筋を使います)。腕がプルプルしてしまう!という場合もなるべく低い姿勢を保ったまま行いましょう。脇を締めて行うのがポイントです。

● 斜め上に伸びた時に腰が反りすぎて痛みを感じることがあります。この場合はお腹をへこませるようにお腹にも力を入れ、反りすぎなようにコントロールしてみましょう

 

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伊藤香奈

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。



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