【肩こりの原因は肩じゃなかった?】菱形筋がみるみる柔らかくなる!寝たまま揺れるだけの背中ほぐし


「肩こりが辛い」「肩をほぐしても肩こりがよくならない」そんなお悩みがある方は、もしかしたら背中にある菱形筋(りょうけいきん)が硬くなっているのかもしれません。手が届きにくい部分ですが、身近な道具を使ってほぐすことでぐんと柔らかくなってきます。今回は寝たまま揺れるだけの簡単背中ほぐしをご紹介します。
肩こりの原因は菱形筋(りょうけいきん)にあり?
一般的に肩こりの筋肉と言えば、首から肩、そして背中に広がっている僧帽筋(そうぼうきん)の上部が代表的です。猫背などの姿勢の崩れ、長時間のデスクワーク、お子さんの抱っこなどで、首に近い筋肉が収縮し続けることが肩こりの原因に繋がります。

でも「首や肩の筋肉をほぐしても肩こりがよくならない…」という方は、もしかしたら菱形筋(りょうけいきん)が関わっているのかもしれません。菱形筋は肩甲骨の間にある、名前の通りひし形の筋肉で、肩甲骨を内側に引き寄せる働きがあります。

この筋肉が硬くなっていると、腕を上げる時に肩甲骨が引っ張られてしまい、僧帽筋上部が過剰に使われる癖がついてきます。こうなってしまうと、どんなに首まわりをほぐしても肩こりが改善されなくなってしまうのです。

寝たまま揺れるだけ!菱形筋ほぐし
菱形筋は、自分1人では手が届きにくいところにあります。そこで今回はタオルボールを使って、ゴロゴロしながら背中をほぐしていきましょう。筋肉が張っていて痛みを感じる場合は、ふんわりと柔らかい結び目にするなど調整して行ってください。
準備するもの
・薄手のタオル2枚。それぞれ結び目をひとつ作ります。(画像では30cm×30cmのタオルを使用)

やり方
1)タオルボールを2つ並べる。
2)肩甲骨の間にタオルボールが当たるようにして仰向けになる。

3)両手を天井へ持ち上げ、ゆっくり呼吸を繰り返す。

4)痛みがなければ、両手を左右に揺らす。

5)ほぐれたらタオルボールを取り出し仰向けで休憩する。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く