【たった1ポーズだけ】背中周り・下半身痩せに効果絶大!体全体を引き締める万能ヨガ「橋のポーズ」
このポーズは、後屈のポーズです。腰を圧迫せずに胸を開く意識で行いましょう。骨盤の向きを後傾させ、お腹よりも恥骨が高くなるようにしましょう。膝が足首よりも、つま先側へ出ていると膝に負担がかかってしまいます。また、膝が開いてしまう場合は、内腿がうまく使えていないことが考えられます。ブロックなどを足で挟んで内腿に力を入れたまま、お尻を浮かせる練習をしましょう。この時、膝を内側にしてブロックを挟むのではなく、内腿全体を使ってブロックを支えるイメージで行ってみましょう。
また、橋のポーズは、顎と胸が近づいて喉が詰まる状態になります。顎はひきますが喉元に空間をイメージし、苦しく感じる場合は、ポーズのキープ時間を短くして元の仰向けの状態に戻るようにしましょう。お尻がなかなか持ち上がらない場合は、股関節がうまく開いていない可能性があります。座り姿勢などが多く、股関節を折り曲げている時間が長いと、橋のポーズのように股関節前側を開くのが難しくなります。三日月のポーズなどで、股関節をほぐすのもおススメです。
三日月のポーズ
やり方
よつんばいから、両手の間に片脚を着き、上半身を起こし立膝になります。吸う息で両手を持ち上げ、吐きながら尾骨を床に沈めます。余裕があれば胸を高く引き上げ、目線は斜め上を見上げます。深い呼吸で30秒から1分キープします。反対側も行いましょう。
いかがでしたか?ポーズが取りずらいと感じた時に、その原因を丁寧に見ていくと体を硬くしがちな生活習慣に気付いたり、筋力が弱い所に気づくなど自分の体のバランスを知ることに繋がります。様々な効果が期待できる橋のポーズ。ぜひ取り入れてみて下さいね。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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