ガチガチ肩こりの原因は「動かない肩甲骨」理学療法士監修たった1分でスッキリ【奇跡の肩こりエクサ】
たった1分の肩こりエクササイズ
先ほど紹介した肩甲骨の動き、この8方向すべての方向に肩甲骨を目いっぱい動かすこと、それが肩こり解消のための近道です。それをたったの1分でできるエクササイズをここで紹介します。
エクササイズは全部で3種類です。3種類のエクササイズをそれぞれ10回行います。3種類を10回ずつ行うと約1分間です。
腕振り運動 10回(約15秒)
肘を直角に曲げて、元気よくゆっくり両腕を交互に前後に振ります。特に後ろに大きく振るように意識して行いましょう。右肘を後ろに振って、次に左肘を後ろに振って、これで1回と数えます。
肩上げ下げ運動 10回(約20秒)
両肩を耳に近づけるようにして、目いっぱい両肩をすくめます。肩からこぶしまで腕全体にグーっと力を入れたら、そこからフワッと肩から腕全体を脱力して下ろします。これで1回と数えます。
肩ねじり運動 10回(約25秒)
両手のひらを肩幅より広めに机の上に置いて、肩を左右交互に内側に入れるようにしてねじります。両肘は直角で外に張るようにして、右肩と右胸をグーっと左前に突き出していく感じです。次に左肩も同様に行い、これで1回と数えます。
まとめ
肩こりの原因は人それぞれですが、今回は肩甲骨を動かすことで解消できる、たった1分で完結するエクササイズを紹介しました。とにかく短時間で簡単にスッキリしていという肩にはおススメです。まだ余裕のある人はこのエクササイズを3回繰り返してください。
もっといろんなエクササイズをやってみたいという人は、「つらい肩こり解消エクササイズ|理学療法士が提唱!ストレッチじゃ効かない肩こりの治し方(リンクhttps://yogajournal.jp/3968)」「「肩こり」原因の筋肉を知ろう!理学療法士による3つの肩こりセルフマッサージ(リンクhttps://yogajournal.jp/5593)」「女性の悩み第1位は「肩こり」理学療法士が教える!本当に効く【肩こり解消タオル3分エクササイズ】(リンクhttps://yogajournal.jp/9944)」でも紹介しています。こちらもぜひ参考にしてくださいね。
参考:厚生労働省 2019年国民生活基礎調査の概況。
AUTHOR
堀川ゆき
理学療法士。ヨガ・ピラティス講師。抗加齢指導士。2006年に渡米し全米ヨガアライアンス200を取得。その後ヨガの枠をこえた健康や予防医療に関心を持ち、理学療法士資格を取得。スポーツ整形外科クリニックでの勤務を経て、現在大学病院にて慢性疼痛に対するリハビリに従事する。ポールスターピラティスマットコース修了。慶應義塾大学大学院医学部博士課程退学。公認心理師と保育士の資格も持つ二児の母。
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