体が硬いのはストレスが多い証拠?【たった1分】胸や背中をほぐしストレスを軽減する2つのストレッチ
仕事に集中しすぎたり、気になることが頭から離れなかったり…。ストレスが重なると心だけでなく、体にも緊張が伝わるってしまうものです。最近体が硬くなったと感じているあなた!原因は運動不足だけではないかもしれませんよ。今回は、ストレスで硬くなりやすい筋肉を緩める、ストレッチ効果の高いヨガポーズのご紹介です。たった1分、ベッドでもできるのでぜひやってみませんか?
ストレスと体の関係
緊張やストレスを察知すると、私たちの体は正直に反応します。交感神経が優位になり、ストレスと戦う準備を始めます。このような副交感神経の働きが抑えられた状態になると、体には様々な変化が現れてきます。例えば、
●顔がこわばる
●肩、首、背中に力が入り、筋肉が固まる
●胸が縮んで呼吸が浅くなる
そして、ストレスが長期間続いてしまうと、「不安でいっぱいになる」「体調を崩しやすくなる」など、心身の不調が大きくなる可能性が出てくるのです。
ストレスで固まりがちな筋肉をほぐす2つのヨガストレッチ
心身の深刻な不調に繋がる前に、ストレスで固まりがちな部分をほぐしてあげましょう!ヨガポーズを元にした、胸と背中を緩めるストレッチを紹介します!
1)縮んだ胸を緩めるストレッチ
1.手の幅を肩幅より広くした四つ這いになる。
2.右肘を緩め手の平で床を支えながら、左腕を肩のラインで伸ばす。
3.息を吐きながら顔を右へ、左胸から脇をゆっくり広げながら反らせて床に下ろす。
4.呼吸を繰り返して1分キープ。
5.反対側も同様に行う。
ターゲットは床に下ろした方の胸の筋肉です。しっかり意識しながら行いましょう。
2)固まった背中を緩めるストレッチ
1.四つ這いになる。
2.左手の平を上向きにして右脇の下を通す。顔を右に向け、こめかみ、耳を床に下ろす。
3.左腕を伸ばして肩を床に下ろし、顔を右に向け、左耳、こめかみを床に下ろす。右手を顔の前の床に置いて安定させる。
4.呼吸を繰り返し1分キープ。
5.反対側も同様に行う。
ターゲットは下になる方の肩甲骨~背中です。しっかり意識しながら行いましょう。安定したら床に置いた手を天井方向へ伸ばしたり、背中や腰に回したり、いろいろなアレンジを加えるのもおすすめですよ!
ストレッチのポイント
ゆったりと呼吸を深めながらやってみましょう。マットの上はもちろん、ベッドで行えば膝や肩が痛くないので楽ですよ!どちらも肩や首に負担をかけすぎないように、体や腕の位置などを調節しながら行うこと。
柔らかい体と心をつくろう!
継続する緊張、寝つきの悪さ、胸がつかえるような息苦しさや、呼吸の浅さは、ストレスのサインかもしれません。今回紹介したストレッチを参考に、まず、気持ちよい呼吸を通して体と心を柔らかくほぐしましょう!寝る前にストレッチをして、1日のストレスをリセットするのもいいですね!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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