【股関節が硬い人へ】股関節の奥から開くためのほぐし&インナーマッスルを鍛えるトレーニング方法
開脚のためには「筋肉をストレッチして柔軟性を高めなければ!」と思っていませんか?開脚に必要なのは、柔軟性だけではありません。ケガなく関節を開くためのほぐしとインナーマッスルのセットで、もっと楽に開脚できるようになるかも?!
開脚に必要なものは柔軟性だけではない
左右開脚をする際、内ももの柔軟性さえあれば脚が開くと思っていませんか?開脚には柔軟性だけでなく、筋力も必要だとご存知でしょうか?当たり前の話ですが、脚を開くにしても閉じるにしても、関節を動かすにはその周辺にある筋肉が働く必要があります。開脚でいうと、脚を開くということは「お尻の筋肉を使って関節を動かしている」というわけです。そのため、開脚するには、柔軟性と筋力、どちらも必要だとわかるでしょう。柔軟性だけに任せて開脚を行うと、内ももがピーンと張って痛くなってしまったり、膝や股関節を痛めることにもつながります。お尻側の筋肉も意識して働かせ、関節に無理のない範囲で開脚を行うことが大切です。
開脚のための2つの準備
ケガなく無理なく、開脚をしていくには、まずは股関節周りをほぐす動きを行うことをお勧めします。そして、股関節を開くためのインナーマッスルをトレーニングし、柔軟性だけでなく筋力も使って股関節を安定させながら開脚へと導いていきましょう。
開脚のための股関節ほぐし
1.膝を立てて座る
2.足を広げる
3.股関節から左右に揺らす
開脚のためのインナーマッスルトレーニング
1.横向きに寝て膝を曲げる
2.上側の脚だけ膝を伸ばし足首を90度にする
3.脚の高さを変えないまま、つま先だけ天井方向に回す
さらに股関節周りをほぐしたい!鍛えたい!という方は、股関節ヨガチャンネルもチェックしてみて!
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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