股関節が硬い人は太ももの外側が張っている?柔軟性がない人こそしっかり効く!超簡単・靭帯ストレッチ
股関節がなかなか柔らかくならない人は、日頃の悪習慣が原因で股関節を硬くしてしまっているかもしれません。悪習慣を改善して、無理なく股関節の柔軟性をUPできるお手軽ストレッチのご紹介です。
このクセが股関節を硬くしていた?
股関節が硬くなりやすい原因の中で、今回は日常の悪習慣から影響を受けやすいちょっとしたクセに注目します。
それはズバリ、片足重心です。
片足重心になると片方の足の外側に体重がかかりやすくなり、外腿にある腸脛靭帯が張ったり固まりやすくなります。腸脛靭帯は、骨盤の横から膝の横あたりまであり、ここが硬くなると骨盤や股関節の動きに制限がかかりやすくなったり膝に痛みが出ることもあります。
股関節のストレッチをしていても日頃の片足重心のクセが妨げになり、効果が出にくくなっているかもしれません。
日頃のふとした時に外側に重心が集中しないようにお腹を引き上げ、内腿も意識して足の筋肉をバランス良く使う立ち方を心がけましょう。
とはいえ日常でやむを得ず、外腿に負担がかかりすぎてしまうこともありますよね。
そんな時は拳やテニスボールで外ももをほぐしてから今回のストレッチを行うことをお勧めします。
股関節の柔軟性UPの絶対条件とは
股関節を守り、動きを安定させる股関節まわりの靭帯や筋肉は、長時間座っていたり動かさなければ硬くなりやすいです。
いきなり強度の高いストレッチを行って痛めてしまう人も少なくありません。
股関節まわりの靭帯は4つあり、今回のストレッチで動かす部位は
坐骨大腿靭帯
恥骨大腿靭帯
です。
人体で最強と言われる股関節まわりの靭帯ですが、脚が上半身を支えるために必要不可欠な部位なので、痛めないように時間をかけて柔軟していくことがお勧めです。
今回のストレッチは股関節の柔軟性向上の他に、足の付け根の鼠経リンパも刺激されるため、脚の付け根がすっきりして血流やリンパの流れが良くなりデトックスや冷えやむくみの改善にも繋がります。
それでは股関節の柔軟性向上や足の付け根の詰まり感が取れる、気持ちのいい超簡単ストレッチのご紹介です。
柔軟性がない人こそしっかり効く!超簡単・靭帯ストレッチ【動画】
やり方
Step1
両手を重ねて枕をつくりおでこをあてたら、膝を伸ばしてうつ伏せに寝ます。
左右の腰骨の高さを揃えて、恥骨と左右の腰骨をマットについてることを確認しましょう。
Step2
右膝を曲げウエストの方へ膝をあげていきます。
恥骨と左右の腰骨がマットから浮かないところまで膝は上げましょう。
Step3
骨盤を動かさないように右膝から下を天井側へ上げて戻してを繰り返していきます。
片足20回ずつ行いましょう。
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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