【股関節が硬い人ほど効果あり!】道具いらずの寝たまま股関節ほぐし
股関節が硬くて外に開きにくいのは一体なぜ?!股関節を柔らかくしたいなら、まずはその原因を知り、股関節まわりをほぐすことから始めましょう。固まっている筋肉をほぐすことで、あなたの股関節本来の可動域を取り戻すことができますよ。
股関節が硬くなる理由3つ
股関節は脚を前後に動かすことができるだけでなく、外に持ち上げたり脚をクロスしたり、そしてガニ股や内股にすることもできます。このように自由度が高い股関節がなぜ硬くなってしまうのでしょうか?
1.運動不足
気がついたら朝から夕方までほとんど座って過ごしていた…なんていうことはありませんか?同じ姿勢ばかり続けていると筋肉が凝り固まってしまい、関節も動かしにくくなってきます。また現代の生活様式ではしゃがんだりすることも少なく、股関節まわりを動かすチャンスが減っているのも股関節が固くなる一因と考えられます。
2.体の冷え
自宅でも外出先でもエアコンが稼働している今、夏でも体の冷えを感じることもあるのではないでしょうか。特に怖いのは無自覚のまま冷えていること。もしお尻まわりを触ると冷たい場合は要注意ですよ!血行が滞り股関節まわりの筋肉が硬くなると、股関節が動きにくくなってしまいます。
3.過度なストレス
体や心に過度なストレスがかかると、いつの間にか呼吸も浅くなりがち。すると体が酸欠状態になってしまい、筋肉のしなやかさが失われてしまいます。また無意識の内に体がガチガチに緊張し、体全体が縮こまっていることも。これでは股関節まわりも動きがセーブされ、自由に動くことができません。
股関節ほぐしのポイント
股関節の動きをよくするためにほぐしたい筋肉があります。それが「お尻の筋肉」です。
イラストを見てみると、お尻の筋肉は骨盤から太腿の骨を繋いでいるのがわかります。つまりお尻の筋肉が固まっていると、骨盤と太腿の繋ぎ目である股関節が動かしにくくなってしまうのです。また体が緊張したままでは、お尻の筋肉もなかなかほぐれません。ゆっくりと深い呼吸を意識ながら、体と心を緩める気持ちで行ってみてください。
道具いらず!寝たまま股関節ほぐし
今日からできる道具いらずの股関節ほぐしを行ってみましょう。「股関節が硬くて…」と感じている方ほど、しっかりほぐすことで効果を感じやすくなりますよ。
やり方
1.あお向け/膝を立てる
2.左膝を外に倒す/手の甲でお尻をほぐす
3.右側も同様に行う
▼動きを動画でチェック▼
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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