【股関節が硬い人に効く】無理なく開脚しやすい下半身を作る大腿筋膜張筋ストレッチ

 【股関節が硬い人に効く】無理なく開脚しやすい下半身を作る大腿筋膜張筋ストレッチ
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君嶋瑠里
君嶋瑠里
2021-06-16

開脚の練習をしてもなかなか開かない、膝痛が良くならない、太ももの外側が張る、O脚である…。これらの症状に共通しているのが、大腿筋膜張筋の硬さです。この筋肉が硬いと股関節を動かすのに色々な不具合が生じてしまいます。今回は、股関節が硬い人向けの寝たままでできる大腿筋膜張筋ストレッチを紹介します。

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大腿筋膜張筋とは?

大腿筋膜張筋とは大ももの外側を通る筋肉で、上前腸骨棘から腸脛靭帯までつながり、主に股関節の外転、屈曲、内旋の働きをしています。開脚や足を交差させる動作などがスムーズにいかない場合、この大腿筋膜張筋の硬さが考えられます。ひどいと膝痛や股関節痛が現れたり、歩行が辛くなることもあります。

大腿筋膜張筋
大腿筋膜張筋の位置
illustration by AC

どうして硬くなるの?

大腿筋膜張筋は太ももの外側にある筋肉なので、O脚の人は特に脚の外側に負荷をかけて歩いてしまい、筋肉も硬くなります。ランニングなど走る運動をしている人でも硬くなってしまうことから使いすぎが原因の場合が多いです。腸脛靭帯が炎症を起こしたり、お尻の筋肉も影響して硬くなり、開脚動作もますます苦手になってしまいます。そのため、定期的にストレッチしてほぐすようにしておきましょう。

股関節が硬い人に効く!寝たままできる大腿筋膜張筋ストレッチ

股関節が硬くて開脚が難しい人はいきなり開脚の練習に入るよりも、まずはその硬くなった筋肉を伸ばし可動域を上げることから始めていきましょう。今回は硬い人向けの寝たままでできる大腿筋膜張筋のストレッチ法を紹介します。

やり方

1.仰向けになり、両膝を立てる

股関節
1.仰向けになり、両膝を立てる

2.片方の足の外くるぶしを反対の膝の外側にかける

股関節
2.片方の足の外くるぶしを反対の膝の外側にかける

3.立てているほうの脚を内側へ倒す。

股関節
両手は広げておく
股関節
3.立てているほうの脚を内側へ倒す。

4.骨盤と太ももの外側の伸びを感じられればOK

※反対側も同様に

股関節
※反対側も同様に

動画で確認

 

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AUTHOR

君嶋瑠里

君嶋瑠里

2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得



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