【あぐらをしたとき、膝の高さ同じ?】あぐらが辛い原因"凝り固まったお尻"をほぐす方法
レッスンで最初に座る姿勢の多くは“あぐら”ではないでしょうか。先生は楽な姿勢として紹介するけど、あぐらが辛いと感じているなら、その原因はお尻にあるかもしれません。今回はリラックスしながらお尻まわりをほぐせるポーズをご紹介します。
お尻まわりが陥りがちな事態
お尻というと柔らかいイメージが強く、凝り固まる想像がつきにくいかもしれません。しかしステイホームが当たり前となった今、私たちは以前より座っている時間が必然的に長くなっているはずです。そうするとどうしてもお尻まわりの筋肉が凝り固まってしまいます。お尻まわりが硬くなると、あぐらの姿勢が辛い・腰が痛くなるなど影響が出やすくなります。
凝り固まったお尻をほぐすには
リラックスした状態でゆっくりと伸ばしてあげることが重要です。お尻は主に大殿筋・中殿筋・小殿筋、3つの筋肉でできています。特に大きな大殿筋へアプローチしてあげることもポイントです。ポーズを取る際には、深く長い呼吸とともに行うことでより効果が高まりやすくなりますよ。寝る前などに行うことで寝つきが良くなる効果もあります。
お尻まわりをほぐすポーズ
凝り固まっているかもと感じるかたは、バスタオルやクッションなどを手元に用意しておいてください。
やり方
1.マットの前方で正座になります。お尻を右側に下ろしお姉さん座りになります。
2.左足を後ろに伸ばし、振り返って足先まで真っすぐ伸ばせているか確認しましょう。確認できたら上半身を正面に戻します。
3.このとき右のお尻がマットから離れてしまうかたは、お尻とマットの間にタオルやクッションを挟み、隙間を埋めていきましょう。ポーズが安定します。
4.両手は右ひざの左右に置き、吸う息で背筋を伸ばします。吐く息がきたら上体を倒し、両手を重ねその上におでこを置きます。
5.吐く息とともに、右のお尻がどんどんマットに根付くような感覚で伸ばしていきましょう。伸びを感じにくい場合は、右足のすねを少し前に出してあげてもいいでしょう。
6.5呼吸ほどキープしたら元に戻り、反対側も同様に行っていきます。
左右差はある?自分のお尻の硬さを感じよう
左右行ってみると、やりやすい・やりにくいと違いがあるのではないでしょうか。お尻まわりは歩き方や立ち方によって、左右の差が出やすい部分です。より硬いほうを重点的に行うことをオススメします。継続することで、あぐらの姿勢が辛くない楽な姿勢と感じる日がくるはずですよ。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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