お尻が垂れる原因はふくらはぎ?誰でもすぐにふくらはぎが柔らかくなる1分ストレッチ


悲しいかな、ほったらかしていると年々垂れ下がっていくお尻。きゅっと上がったお尻は若々しさのバロメーターの一つになります。頑張ってお尻のトレーニングをしてみても、イマイチ効果が出ないという人は、ふくらはぎが硬くありませんか?
ふくらはぎの硬さとお尻の関係

お尻が垂れる原因はいくつかあるのですが、ふくらはぎの硬さもお尻を垂れさせる原因の一つになります。というのも、ふくらはぎ・モモ裏・お尻の筋肉は繋がっているからです。

運動不足の人、特に日中座って過ごすことが多い人は要注意です。まず、歩行によりふくらはぎが使われる機会が少なく、筋肉が硬くなります。そこから繋がるモモ裏のハムストリングスは膝を曲げる作用があるため、座る時間が長いとハムストリングスが短縮したまま硬くなってしまいます。ハムストリングスが短縮することで骨盤は後傾方向に引っ張られて腰や背中が丸まってしまい、お尻は下へ下へと垂れていきます。
お尻の下垂を防ぐためにお尻のトレーニングをすることも大切ですが、脚からくる筋肉の硬さをほぐして骨盤を良い地位に保てる体作りをすることはマストです。ふくらはぎの筋肉を日頃から伸び縮みさせていて、しなやかな状態にできていると胸を張って言える人以外は、お尻のためにも今すぐふくらはぎを柔らかくしましょう。ふくらはぎは下半身にたまった血液を心臓へと戻すポンプ作用も担っているため、全身の血流の要とも言えます。健康のためにも、このストレッチは行ってくださいね。
タオルふくらはぎストレッチ

ふくらはぎの筋肉は、足首を曲げる背屈で伸び、足首を伸ばす底屈で縮めることができます。この背屈・底屈の動きをタオルの抵抗を使いながら繰り返すことで、ふくらはぎがみるみる柔らかくなりますよ。
足首がよく曲がるようになってきたら、ふくらはぎが柔らかくなった証拠です。そこからさらに、足を持ち上げることでふくらはぎから繋がるモモ裏・お尻にもストレッチがかかり、お尻の下垂にアプローチができるので順番に行ってみましょう。
〈やり方〉
1)足を伸ばして座り、左足の裏にタオルをかける。右膝は立てて、背すじを伸ばす。

2)タオルの両端を手前に引いてテンションをかけながら、足首を「曲げる×伸ばす」動作を繰り返す。

3)膝を伸ばしたまま足を持ち上げ、2)と同様にタオルを使いながら足首を曲げ伸ばしする。
4)反対側も同様に行う。
●ポイント
足首を曲げる時に、つま先を天井に向けるようにして、つま先が内や外に傾かないようにしましょう。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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