【全身がポカポカ温まる裏ワザ】指先をほぐすだけ!冷えきった体が即効であったまる超簡単セルフケア

 【全身がポカポカ温まる裏ワザ】指先をほぐすだけ!冷えきった体が即効であったまる超簡単セルフケア
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須藤玲子
須藤玲子
2021-12-24

普段から体を動かす習慣がある人でも、冬場は血行が悪くなり、体が冷えきってしまうこともあるでしょう。今回はどこでもできて超簡単!全身の血流を良くして体を温める、セルフケアのご紹介です。冷えが気になる人はぜひ試してみましょう。手の指先をほぐすだけなので、仕事の合間や移動中にもできますよ!

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自律神経のバランスを整えて冷えを解消しよう

私たちの体には、寒い時でも体温を一定に保つ働きが備わっています。しかし、ストレスや疲労、生活習慣の乱れから自律神経のバランスが崩れると、体温調節がうまくいかずに冷えを感じやすくなることも…。生活習慣を見直し、自分に合うストレス解消法を見つけることで、冷えにくい体が作られると言われています。とはいえ、すぐに改善するのはなかなか難しいもの。できれば、もっと手軽にできて即効性のある方法も取り入れながら、予防や改善ができるといいですよね!

手軽で即効性あり!体が暖かくなるツボを刺激しよう

血管と同じように、私たちの体にはたくさんのツボがあります。もちろん、冷えを改善する効果が期待できるツボもあります!手の届くところにあるツボを紹介するので、チェックして、冷えない体作りに役立てていきましょう。

手の指先にあるツボ
手の指先にあるツボ/イラストAC
井穴(せいけつ)
井穴(せいけつ)/イラストAC

上の図のように、爪の生え際にあるツボは、全部まとめて井穴(せいけつ)と呼ばれ、自律神経の乱れや、精神的な疲労回復に効果的なツボとして伝えられています。井穴(せいけつ)は、中医学では、体を動かすエネルギーである「気」を出すところでもあります。実際にここを刺激すると、血の巡りがよくなり、手や指先だけでなく、体全体がポカポカして温かくなるのを実感できるはず!

やり方

井穴(せいけつ)のほぐし方
1.爪の生え際を、反対側の親指と人差し指で両サイドからつまむ。
2.井穴(せいけつ)を軽く押しながら左右に4~5回揺らしながらほぐし、10秒間刺激する。親指から小指まで順番に行う。
3.反対の手も同様に行う。

1.爪の生え際を、反対側の親指と人差し指で両サイドからつまむ。

2.井穴(せいけつ)を軽く押しながら左右に4~5回揺らしながらほぐし、10秒間刺激する。親指から小指まで順番に行う。

3.反対の手も同様に行う。

ポイント

痛くない程度にぎゅっと押しながら揺らして刺激します。離した瞬間に血が流れ出すような、じんわりした温かさを感じられればOK!

いつでもどこでもやってみよう!

今回紹介したセルフケアは、寒さで手がかじかんだ時、暖かい部屋にいるのに体が芯から冷えきってしまい、なかなか温かくならない時、また、ヨガをする前のウォームアップとして取り入れるのもおすすめです。冬の寒い時期、いつでもどこでもできる手軽な方法として、ぜひ、頭の中に留めておきましょう。手には、まだまだたくさんのツボがあります。この機会にそのほかのツボの効能をチェックするのもよし。中医学を参考に、気・血の巡りについて学ぶのもいいでしょう。そして、生活習慣を乱さないように、健康的な生活をおくることも忘れないでくださいね!
 

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。RYT200/フェイシャルヨガTTC/骨盤底筋トレーニングヨガTTC/リストラティブヨガTTC/陰ヨガTTC/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト



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井穴(せいけつ)
井穴(せいけつ)のほぐし方