腰痛緩和は腰じゃなくて”お尻”を伸ばす?!ゴロゴロしながらできる寝る前1分ヨガポーズ
寝る前1分でできる、腰痛対策ヨガポーズをご紹介します。腰痛の原因の一つとして考えられるパーツは”お尻”。ゴロゴロしながらできる1ポーズで腰をスッキリ、姿勢の改善にも繋げましょう。
腰痛の原因はお尻の硬さ?
時々顔を出す腰の違和感、慢性的なツラい腰痛……腰をさすっても温めても伸びをしても、中々良くならなければ、お尻の筋肉の硬さが原因かもしれません。お尻=臀部の筋肉は骨盤周囲に位置し、骨盤の安定や歩行に関わる重要な筋肉です。立ちっぱなしや座りっぱなしでお尻の筋肉が硬くなり本来の働きが発揮できないと、その動きのカバーを腰部が行い、腰痛になることがあります。
お尻の筋肉をほぐすヨガストレッチ
お尻の筋肉が硬い方、それからお尻を触って硬さを感じない方も、ストレッチをすると柔軟性不足に気付くという場合があります。臀部の本来の働きができるように、まずはしっかりとほぐしましょう。ヨガストレッチで臀部の血行不良が改善されると、腰の血行促進、姿勢の改善も期待できます。
やり方と方法
枕か、くるくる巻いたバスタオルを準備します。
①四つん這いの姿勢から、左膝を左手の近くに、右足をまっすぐ後ろに伸ばします。
②お尻を左側について、左足首を右斜め前、無理がなければ四つん這いの時に右手があった位置に置きます。お尻を起こして、浮いている左のお尻の下に枕かタオルを敷きます。※タオルが不要の方はそのまま行ってください
③体をまっすぐ向けたら、そこからゆっくりと体を前に倒します。そのまま20-30秒キープしましょう。
④ゆっくりと体を起こし、反対側も同様に行います。
お尻の筋肉をほぐすだけでなく、股関節の詰まりをすっきりとさせてくれるポーズです。股関節・鼠径部を伸ばすことで血液やリンパの流れを良くし冷えやむくみの改善も期待できます。痛すぎず、心地よい範囲でじんわりほぐすと、気持ちもスッキリします。寝る前1分を続けることで不調知らずの体を目指しましょう!
ライター/小野田貴代
ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。Instagram:@takayo_onoda
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