その倦怠感、梅雨のせいかも?梅雨時の不調を改善するためのキーワードとは
日々変化する気温、湿度、外気の状態と同様に、私たちの体調やメンタルも1日として同じ日はありません。不安定になりがちな梅雨に向け、身体を冷やさない、適度な運動、睡眠、バランスのよい食事など、不調にならない対策をとっていたはずが、なぜか調子が悪い…。病気ではないけれど何となく不調を感じ始めた人もきっといるはずです。梅雨時の不調を改善するために、今最も意識すべきキーワードとはどんなことでしょうか?
梅雨時の不調
健康的な生活をしている人でも、高温多湿の梅雨時期は様々な不調が起こりがちです。代表的な不調は自律神経の乱れが主な原因。また、代謝との関わりも大きいと言われています。代謝が落ちることで体内の気の流れ、血の巡り、水分代謝が悪くなります。老廃物を排出できずに溜めんこんだ結果、頭痛・めまい・倦怠感・むくみ・冷えなどをはじめとする不調につながるのです。
不調を改善するためのキーワード
今回注目すべき不調改善のためのキーワードは、自律神経との関わりが深い「代謝」です。いろいろな改善策もありますが、まず、「代謝を上げる」意識をしてみましょう!基本はしっかり身体を動かして汗をかき、巡りを良くすることですが、もっと簡単にできる方法もあります。
呼吸で代謝を上げよう
普段何気なくしている呼吸に意識を向けてみましょう。不調を感じる時、呼吸はいつもより浅くなりがちです。だれでもいつでもどこでもできる、代謝を上げる呼吸法を紹介します。やり方は簡単。息をしっかり吐き出すことで、心身をリラックス!自律神経のバランスを整えます。更に呼吸を深めていくことで、内側から内臓がマッサージされて活性化し、血流がよくなり代謝を上げてくれるのです。
やりかた
1.姿勢を整える
2.8カウントを目安に息を吐ききる
3.4カウントを目安に息を吸う
4.繰り返しゆっくり行う
ポイント
立っていても座ったままでも、歩きながらでもできる呼吸法です。必ずしも8カウントでなくていいので吸う息より吐く息を倍ぐらい長く、丁寧に!ポイントは最後まで全部吐ききることです。
意識的に呼吸をしよう
どんなことでも意識の向け方が大切です。ヨガやトレーニングなどで体を動かす時には、どこにアプローチして、どこの筋肉を使っているかチェックしますよね。また、ダイエットしたい時には引き締めたいところに目を向けるなど、意識の仕方一つで結果が変わるものです。人間関係においても意識や気配りで関係性が高まることがあるのと同様です。普段は無意識にしている呼吸を大切に、ヨガの時だけでなく、普段の生活の中でも意識的に行ってみませんか?まだまだ梅雨シーズンは続きます。不調を改善したいけど、あれこれできない…そんな人でも大丈夫。生活を変えずに代謝を上げる呼吸を取り入れてみる、それなら自分にもできそう!そう思いませんか?
ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTT/リストラティブヨガTT/陰ヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト/Instagram:@reiyoga.reikosudo
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