POSE & BODY
更年期ののぼせ・ほてりを解消|陰陽バランスを整える3ステップ
女性の30代後半~40代は更年期への移行期。心身の揺らぎケアとしておすすめなのが、自律神経にも通じる「陰陽のバランスを整えるメソッド」です。心身が興奮・緊張状態のときは「陰のポーズ」で鎮静し、心身がダウンしているときは「陽のポーズ」で活力をアップします。ポーズ前後の心身をじっくり観察し、変化を感じてみましょう。今回のテーマは、「のぼせ・ほてり」です。
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のぼせ・ほてり対策に。陽の気を鎮静させて陰陽バランスを整えるメソッド
首から上に熱感を感じるのぼせ・ほてりは、体の陽エネルギーが上がって起こる更年期症状のひとつ。まずは呼吸を深め、涼しい空気を吸い込み、ほてった熱を吐き出すことで鎮静。さらに、自律神経の中枢が走る背骨を揺らし、交感・副交感神経を整えると、陰陽のバランスも整っていきます。
STEP1.シャヴァーサナ
ポーズの前後に約1分シャヴァーサナ。ほてった感覚→落ち着いた感覚などを観察。
STEP2.イメージ呼吸法
1.まず、口を閉じ「ん~~」とハミングするように細く長く吐き切りながら振動を感じて。5~10呼吸。
2.鼻からスーッと吸えるだけ涼しい空気を吸い込み、口から熱を吐き出すようにフーッとゆっくり吐き切る。5呼吸。
STEP3.座位のキャット& カウ
1.両手を前で組み、吐きながら手先と背中で引っ張り合うように背骨をグーッと丸める。
2.吸いながら肘を後ろに引き、前面を突き出す。背骨全体を使って反る。この動きの繰り返しを5~10回。
終わったら、もう一度シャヴァーサナを行い、ポーズ前後の感覚を確認してみましょう!
教えてくれたのは…鈴木伸枝先生
ヨガインストラクター。鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオRelease Space主宰。レッスンでは「自己調整力を引き出すヨガ」を伝えている。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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