スムーズに動く股関節へ「戦士のポーズ」が安定しない3つの原因とは
原因2.「大腿筋膜張筋」がガチガチ
大腿筋膜張筋とは
太腿の横にある筋肉で股関節の外転を補助している。硬くなって動きが悪いと脚が開きにくい。
大腿筋膜張筋のゆるめ方
腿の横にブロックをあてて前後にゆらゆらさせましょう。硬くなった大腿筋膜張筋を体重の圧でゆるめます。大腿筋膜張筋の位置は太腿の側面。位置を確認してブロックをあてましょう。
やり方
太腿の横にブロックを置く。体をゆらして大腿筋膜張筋をほぐす。反対側も同様に。
これでもOK
上の体勢がきつければ、上の脚を曲げて体を支える。できるだけリラックスして行おう。
POINT:ブロックをあてている脚は膝を伸ばすこと。膝が曲がっているとほぐれない。
原因3.「中臀筋(ちゅうでんきん)」が弱い
中臀筋とは
中臀筋は股関節を外転させるメインの筋肉。弱いと膝が内側に入り、床を強く押せなくなる。
「中臀筋」の鍛え方
片脚バランスで軸足の支持力を高めましょう。片脚バランスは中臀筋強化に最適なワークです。軸足のお尻を意識して行いましょう。ぐらぐらするたびに中臀筋が鍛えられます。
やり方
1.向に体を傾けながらバランスを保つ。
POINT:軸足の膝は軽くゆるめておこう。膝が過伸展になるとバランスがとりにくい。軸足のお尻部分がポイント!
3つのワークを行うと、こんなに変わる!
中臀筋、大腿筋膜張筋、縫工筋が使えるようになると、股関節が外転して、左右開脚がとても楽に! 床を押す力も強くなり下半身が安定する。
教えてくれたのは…鈴木修一郎先生
「ヨガハウス秦野」代表。UTLヨガインストラクター。「アンダーザライト ヨガスクール」では通常のヨガクラスのほかに、古典ヨガクラス、解剖学クラス、シニアヨガクラスを担当。
モデル…ソフィさん
モデルとして雑誌、CMなどで幅広く活躍中。日本で生まれ、高校・大学時代を父の母国・オーストラリアで過ごす。 18歳でアシュタンガヨガをはじめ、RYT200を取得。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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