ハムストリングスが鍵!美しい姿勢を作る「戦士のポーズⅡ」のポイント|40秒動画
女性のためのヨガ(月経血コントロールヨガ)ではヨガのポーズの入る前のセルフケアにしっかり時間をとっています。体を動かす準備、伸ばす準備をしっかり行うことで、身体の硬い人でもりきみなくポーズに入りやすくなります。今回は、姿勢を整え、脚のラインを整える戦士のポーズⅡを行っていきます。
「戦士のポーズⅡ」でハムストリングスを優位に使うポイント
子宮美人ヨガではこのポーズで前もも(大腿四頭筋)の力はできるだけ入れすぎず、もも裏の内側(ハムストリングス群内側)を優位に使えるようにポーズをとっていくところがポイントとなります。身体の軸を床に対して立て、左右に体幹部がぶれないようにポーズをとっていきましょう。
ポーズの効果と目的
立つ際や歩く際にも優位に使いたいもも裏や体幹部を適切に使い、姿勢を整えます。
ステップごとのやり方
1.脚を広めに開きます。
2.前足(右足)のつま先は横に、後ろ足(左足)のつま先は正面に向けたあと少し内向きに向けます。
3.腰を軽く落とし、前足の脛が床に対して垂直になるようにスタンスを調整します。※ひざが踏み込みすぎていたらスタンスをもう少し開きます。脛が後ろに倒れていたらスタンスを狭くしましょう。
4.骨盤が左右に傾いてしまわないように立て、胸の前で合掌します。この時会陰から百会まで1本のラインが通っっているイメージしましょう。
5.腕を左右に広げます。肩があがらないように脇を軽くしめるイメージで行いましょう。
6.3呼吸から5呼吸キープし、反対側も足の向きを変えて同様に行いましょう。
「戦士のポーズⅡ」を動画でチェック
ポイント
膝とつま先の向きがそろわない方は、無理に膝を動かさず、つまさきの向きをひざの方向に合わせ、膝回りや腰がりきまないところで行いましょう。
ポーズに慣れてきたら、会陰から骨盤の中を通り、百会に向かって1本のラインを意識してみましょう。吐く息で会陰を百会にむかって持ち上げるように引き上げ、吸ってゆるめるを繰り返すとさらに体幹部が働きやすくなります。
※会陰(えいん)…肛門の5ミリ程前
※百会(ひゃくえ)…両耳の一番上から頭頂に向かって上がったところ
教えてくれたのは…仁平美香先生
ヨガ講師(月経血コントロールヨガ、産後ママのためのメンテナンスヨガ、体軸ヨガ講師養成スクール講師)、セラピスト(内臓・骨盤底ケアforwomenなどのメニューを担当及び整体スクール講師)、栄養士。一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会理事。女性のためのヨガ協会代表。女性のためのイベントYOGAWOMANにて講師を担当する他、企画運営にも携わる。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等著書多数。雑誌・WEB等コラム監修も行う。
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