POSE & BODY
柔軟性&バランス力アップの秘訣|意識すべき3方向とは
「体が硬い人ほど、アライメント(ヨガポーズにおける体の各部のポジション)を重視したヨガがいい」と語るのはヨガインストラクターの柳本和也先生。彼が考案した練習法アサナマンダラによると、柔軟性&バランス力アップの秘訣は「3方向の力を意識すること」。その極意とは?
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柔軟性&バランス力をアップするには「3方向の力」を意識
バランス系のポーズは上向きの伸びる力と下向きの踏む力に加え、もう1方向意識を広げると安定感が向上。さらに、柔軟性も培われます。
ウッティターハスタパーダングシュターサナの場合
練習を行う前:体が硬いとお腹が抜けて背中が丸まる
脚を伸ばそうということに気を取られて、軸の意識がおろそかに。体幹が抜けて背中が丸まり、体のどこにも伸びがないため、フラフラ、グラグラ……。
練習を続けていると:股関節とハムストリングは柔らかくなる
この練習を続けると股関節とハムストリングの柔軟性が増し、脚を真っすぐ伸ばせるように!
上達のポイント:膝は曲げたままで軸脚を強く&背骨を伸ばす
上げた脚は膝を曲げて前に押し出し、背骨の伸びを優先。手を上げて上向きの力を高め、それによって下の脚もより強く床を踏める。上げた脚は前に蹴り続け、3方向への伸びを意識し3呼吸。
パールシュヴァコーナーサナの場合
練習を行う前:体が硬いと上半身が下がって骨盤が閉じる
前脚で床が踏めずに体が前に倒れ、下向きにエネルギーが落ちてしまった状態。上半身が自力で伸びず、ただ下半身にのっかっているだけの状態に。
練習を続けていると:踏み込む力と引き上げる意識を持てる
両脚で力強く床を踏んで上体を引き上げる意識が根づくと、手と同じ方向に体が真っすぐ伸びる。
上達のポイント:両脚で踏む&上に伸びる意識を養う
前脚の腿に肘をのせて上体を高い位置で保ち、反対の手を天井に向かって伸ばす。両脚で強く床を踏み、さらに上に伸びた手の方向性を意識して3呼吸キープする。
教えてくれたのは…柳本和也先生
ヨガ講師、udaya yoga studio主宰。バリ島でヨガに出会い、アシュタンガヨガの権威ケン・ハラクマ先生に師事。アシュタンガヨガのほかオリジナルメソッド、アサナマンダラも指導。
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