MEDITATION & MIND
臨床心理士が教える!恋愛に悩むあなたが幸せになる方法
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恋愛に必要なもう一つの視点とは?
恋愛に必要なもう一つの視点が【愛着】と呼ばれるものです。愛着とは、心理学者のボウルビィが提唱した概念で、生後1歳半までに主に母親(あるいは一番距離が近い養育者)との関わりによって形成される半永久的な絆のこと。【愛着】は母親や養育者との関係だけではなく、恋愛を含むすべての人間関係に影響を与えると言っても過言ではありません。また、人間関係だけではなく精神的な安心感や信頼感、ストレスや不安への耐久性、私たちの心身の健康や平均寿命まで左右すると言われています。
愛着とは?
【愛着】は大きく【安定型】と【不安定型】に分けられ、【不安定型】はさらに4つに分かれます。
安定型:対人関係が安定しやすい
不安定型:対人関係が不安定になりやすい。
1) 回避型:親密な関係を避ける。
2) 不安型:人の関心や愛情を過度なくらい求める。
3) 恐れ・回避型:人に見捨てられるのが怖いが、甘えたいという気持ちもある。
4) 未解決型:トラウマなど未解決な傷を抱えている。
愛着は、一旦出来上がると約7割の人が変わることなく維持されると言われています。しかし、残りの3割の人は例外で、愛着に変化が起きることも。それは、配偶者やパートナーとの関係によるものと言われています。つまり、恋愛関係によって、安定型の愛着の人が不安定型の愛着になることもあるし、不安定型の人が安定型になるということもあり得るということです。特に不安定型の愛着の人は、安定型の愛着を持つパートナーを選ぶことによって、安定したやすらぎのある関係を築くこともできるのです。
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