背骨の動きが悪い人は【背中にサビが溜まっている状態】手軽に体の動きがよくなる方法
「背中のサビ」という言葉を聞いたことはありますか? 背中はデスクワークやスマホの操作で、知らず知らずのうちに丸くなっています。「最近呼吸が浅い」「肩こりや腰痛が慢性化している」と感じているなら、それは胸椎(きょうつい)の硬さが原因かもしれません。背中の動かしにくさ=背中のサビをとって、姿勢や不調をリセットしましょう!
ガチガチ背中は「6方向」に動かそう
ガチガチになった背中をほぐしたいなら、背骨のなかでも、胸の裏側に位置する胸椎を「6方向(前後・左右・回旋)」に動かすと緩和することができます。これを行うだけで驚くほど体がほぐれ、沈んだ心も軽くなります。
「胸椎」を動かすべき理由
背骨は本来、しなやかに動くように作られています。しかし現代生活では、前かがみの「同じ姿勢」ばかりが続き、動きが制限されがちです。
胸椎は本来、「屈曲(前屈)・伸展(後屈)・側屈(左右の傾き)・回旋(左右のねじり)」という6つの方向に動く構造を持っています。この全方向への可動域をまんべんなく高めることで、固まった関節や筋肉が解き放たれ、背骨本来の美しいS字ラインと機能を取り戻すことができるのです。
胸椎が硬いと血行も悪化する
背骨の一つ一つの骨「椎骨」は、その後ろ側「脊髄管」にある「脊髄」を守り、椎骨間から全身に神経が出て、全身に走る構造になっています。胸骨が硬くなると、筋肉や関節が詰まり、血流も悪化。神経の働きも鈍くなります。
胸椎が整うと全身コンディションもアップ
・深まる呼吸と自律神経の安定
胸椎が動くようになると、肋骨(胸郭)が広がり自律神経が集まるエリアが刺激されます。呼吸が自然と深くなり、自律神経のバランスが整って気分までスッキリします。
・肩こり・腰痛の改善
胸椎がスムーズに動くようになると、無理な負担がかかっていた首や腰(腰椎)の緊張がやわらぎます。
・体幹の安定と姿勢改善
背骨の軸が本来の位置に戻ることで、無駄な力みが抜けて体幹が自然と引き使えるようになります。ほかにも美しい姿勢が手に入り、歩行も美しく安定します。
「胸椎6方向ワーク」のここがすごい!
椅子に座ったままでも、立ったままでもできるストレッチをご紹介します。おすすめは、テニスボールを使い、マットの上で仰向け行うこと。 短時間で全身のパフォーマンアップが実感できます。朝や仕事前に数分行うだけで、集中力がアップし疲労も回復。ほかにも、胸が開き、視界が明るくなるような爽快感も味わえます。
毎日できる!基本の胸椎6方向ワーク
どの動きも「呼吸を止めずに」、骨盤を安定させて胸椎(椎骨の一つ一つ)から動かす意識で行いましょう。上から順番に下へ向かい、背骨の突起に指を当てながら行ってください。
指が届きそうにない場合には、仰向けに寝転び、テニスボールを背骨に当ててマッサージしましょう。
① 屈曲 (前屈)
息を吐きながら、おへそをのぞき込むように背中(胸椎)を丸めます。
②伸展(後屈)
息を吸いながら、胸の真ん中(胸骨)を天井に向かって引き上げます。
③ ・④(左・右)側屈
息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら体を左右真横に傾けます。
⑤・⑥ 回旋 (ねじり)
骨盤を正面に向けたまま、みぞおちから上を左右に心地よくねじります。
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