最新研究で判明【夏の日差しだけではビタミンD不足は解消できない】特に不足がちな人の傾向は?

最新研究で判明【夏の日差しだけではビタミンD不足は解消できない】特に不足がちな人の傾向は?
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HIDEMI
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2026-09-02

夏の日光を浴びるだけでは、ビタミンD不足は改善しない可能性があることが明らかになった。

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夏の日差しでも改善しないビタミンD不足

ビタミンDは皮膚が紫外線B波(UVB)を浴びることで作られる。そのため、日照時間が短く日差しも弱い冬はビタミンDが不足しやすいと考えられている。しかし、英ニューカッスル大学の新たな研究では、一部の人では夏になってもビタミンD値が改善しない可能性が示された。

研究チームは2024年12月から2025年8月にかけて、299人を対象に、指先から採取した血液を用いてビタミンD値を測定した。参加者の約半数は65歳以上で、残りの半数は18歳以上の少数民族で、肌の色が濃い人も含まれていた。

結果、65歳以上では約55%、肌の色が濃い人を含む少数民族では72%以上が推奨基準値を下回っていた。調査は冬から春、夏にかけて実施されたが、夏になってもビタミンD不足の割合はほとんど改善しなかった

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なぜ夏でも不足する?

ビタミンD不足が夏にも続く背景には、いくつかの要因が考えられる年齢を重ねると皮膚でビタミンDを作る効率が低下するほか、高齢者は屋外で過ごす時間が少なくなる傾向がある。また、肌の色を決めるメラニンは紫外線を遮る働きがあるため、肌の色が濃い人では、同じ量のビタミンDを作るためにより多く日光を浴びることが必要になると考えられている。

さらに地域によって日照条件も異なる緯度が高い地域では、夏でもビタミンDの生成に必要なUVBを十分に浴びられない場合がある。一方で、緯度の低い地域でも、強い日差しや高温のため、必要な日光を安全に浴びることが難しい場合がある。

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年間を通したビタミンD対策の必要性

ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の健康を維持するために欠かせない栄養素で、特に高齢者では重要とされる。また、筋肉の機能や免疫機能の維持にも関わっており、精神的な健康にも影響を及ぼす可能性がある。ビタミンDが不足すると、骨粗しょう症やくる病、免疫機能の低下など、長期的な健康問題のリスクが高まる可能性がある。

研究を主導したニューカッスル大学のバーナード・コーフ氏は、「英国北部のような地域では、日光だけでは十分なビタミンDを補えない場合がある。特に高齢者や少数民族など、リスクが高い人では注意が必要だ。リスクが高い人は夏に屋外で過ごす時間を増やすだけで十分とはいえない健康的なビタミンD値を維持するには、年間を通じた継続的な対策が必要だ」と話している。

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ビタミンD不足への新たな対策

今回の結果からは、対象を絞った公衆衛生対策の必要性も浮き彫りになった。より分かりやすい情報発信や、かかりつけ医の診察時の簡単な確認、必要に応じたビタミンDサプリメントの利用などが求められる。

ただし、ビタミンDの摂りすぎは健康に悪影響を及ぼす場合がある。高用量の摂取は有害となることがあるため、不足が心配な場合は自己判断で摂取するのではなく、医師や専門家に相談することが大切だ。

今回の研究は、これまで十分に研究されてこなかったビタミンD不足の年間を通したリスクについて、新たな知見を加えるものとなった。研究チームは今後、一人ひとりに合わせた食事指導や文化的背景に配慮した医療などを通じて、ビタミンD値を改善する方法について研究を進める予定だ。

出典

https://www.ncl.ac.uk/press/articles/latest/2026/06/vitamindstudy/

https://www.sciencealert.com/summer-sun-may-not-be-enough-to-restore-your-vitamin-d-levels-study-finds

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