【腰痛持ちさん必見】反り腰&猫背に共通する「コルセット筋」を鍛える3ステップ
反り腰と猫背。正反対に見えるこの2つの悪姿勢の原因はまったく別…と思っていませんか?実は、どちらのタイプにも共通して大切なのが「コルセット筋」と呼ばれるインナーマッスル。体を支える力が不足していると、腰に負担があるので注意が必要です。腰痛予防のためにも、まず体の内側の安定力を育てることを意識しましょう。
反り腰も猫背も原因は腰が頑張り過ぎていること
反り腰は、腰椎が過度に反りすぎている状態。腰椎や腰まわりの筋肉が常に緊張し、関節にも持続的な負担がかかります。見た目は姿勢が良さそうでも、腰は休む暇がありません。
一方、猫背は胸椎や骨盤の丸まりに伴い、腰椎の自然なカーブが失われやすい姿勢です。腰椎は本来ゆるやかに前方へカーブしていますが、それが減少すると椎間板へのストレスが高まりやすくなります。
つまり、反り腰は反りすぎ、猫背は丸まりすぎ。方向は違っても、どちらも腰椎や周囲の筋肉に過剰な負担をかけているのです。
腰を守る「コルセット筋」とは?
腰椎を内側から安定させているのが、腹横筋と多裂筋です。コルセット筋とも呼ばれています。腹横筋は、お腹を横方向にぐるりと取り囲むインナーマッスルは、収縮すると腹圧が高まり、天然のコルセットのように体幹を締めます。多裂筋は、背骨に沿って細かく連なる深層筋で、背骨の一つ一つを支えながら、そのわずかな動きをコントロールしています。姿勢の維持や腰椎の安定に欠かせない筋肉です。
腹横筋が腹圧を高め、多裂筋が背骨を支えることで、腰椎を前後から安定させます。この2つが協調して働くことで、腰椎は動きすぎず、固まりすぎない、ちょうどよい安定状態を保てるのです。
「コルセット筋」を養うコツ
コルセット筋を鍛えるポイントは、大きく動かすことではありません。背骨本来の自然なカーブ(ニュートラル)を保ったまま、あえてアンバランスな状況に身を置くことです。ニュートラルとは、腰を反らせすぎず、丸めすぎない位置。横から見たときに、首・背中・腰・骨盤にかけて背骨がゆるやかなS字カーブを描いている状態を指します。
四つ這いで手や脚を持ち上げると、体は自然に揺れます。その揺れを最小限に抑えようと働くのが、腹横筋と多裂筋。表面の筋肉を固めるのではなく、深層からじわっと支える感覚です。腰を動かすのではなく、動かさずに支える。このコントロール力こそが、腰痛予防につながります。
反り腰&猫背に共通する「コルセット筋」を鍛える3ステップ
<やり方>
1)四つ這いで左手を持ち上げ、頭上に伸ばす。四つ這いに戻り、右手も同様に行う。手を上げる動きにつられて、腰が反れないようお腹を薄くしておきましょう。
2)右脚を持ち上げ、お尻の高さで真後ろに伸ばす。四つ這いに戻り、左脚も同様に行う。骨盤が横に流れないよう、おへそを真下に向けましょう。
3)右脚を持ち上げ、安定したら左手も持ち上げ手脚で伸び合う。四つ這いに戻り、反対側も同様に行う。背骨を長く保ち、呼吸を止めないようにしましょう。
余裕があれば、支えている側のつま先を軽く浮かせ、膝だけで支えると強度が増します。
腰を守る力は、積み重ねで育ちます。無理せずできる段階から丁寧に行いましょう。
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