【体の軸ってどう意識する?】思うだけでOK!ふらつきやすいバランスポーズを行いやすくする方法

【体の軸ってどう意識する?】思うだけでOK!ふらつきやすいバランスポーズを行いやすくする方法
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体の効率的な使い方を日々探求しているアレクサンダーテクニークの実践者が、体の不調や違和感を解剖学的な視点を交えて考察するシリーズ。習慣化した動作と無自覚の力みがもたらす問題について、思い浮かべるだけでOKな、思考によるアプローチを提案します。67回目のテーマは「バランスポーズ」です。

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バランスポーズでフラフラする

ヨガの木のポーズをはじめとした、片脚立ちになるバランス系のエクササイズは体幹や下半身の強化、集中力のアップなどに効果的です。しかしながらふらついてポーズを維持できず、苦手と感じている人も多いようです。

さてバランスポーズでふらつく要因のひとつとして、体の軸への意識がよく挙げられます。でも、日常生活で体の軸を意識する機会はあまりありませんよね。それ故に体の軸というものが、体感的に曖昧になっているのではないでしょうか?

体の軸への意識しすぎがもたらす悪循環

体の軸の意識の仕方として、「体の片方に重心を偏らせず、中心になるようにしよう」「骨盤底筋群を使おう」「太ももの内側(内転筋群)を使おう」といったことに注意を向けることが多いです。ただ、骨盤底筋群や内転筋群をピンポイントで働かせるのは難しいことでもあります。例えば骨盤底筋群を使おうとして腹筋を必要以上に固めたり、内転筋群を鍛えているつもりで太ももの前側を力ませたり。そうすると、腹筋や太ももの前側と連動している股関節や膝、足首の可動域まで制限されてしまいます。

このように関節の可動域が制限されれば、体が臨機応変に対応できなくなるため、フラフラしやすくなるのです。ふらつかないように体の軸を意識しているのに、その意識が自分をがんじがらめにして、よりふらつくのはもったいないですよね。

体の軸に対する新しい考え方

体重をどこにかけるか、骨盤底筋群や内転筋群をうまく使えているのかというように、私たちの思考は無意識に下半身に向きやすいものです。そこで、体の一番上にある頭を意識することをおすすめします。

1. 頭の位置と大きさの認識をアップデートする
次のイラストを見て、頭の位置と大きさを確認しましょう。

頭の位置と大きさの認識をアップデートする
イラストAC

頭(脳がある部分)は耳たぶよりも上にあります。鏡で自分を見るとどうしても顔に注目したくなりますが、額よりも上の方や鏡では確認しにくい側頭部や後頭部など、髪の毛で隠れている部分を頭のイメージに含めます。頭は思っている以上に高いところにあり、大きいものだと実感できると思います。

2. 頭の存在を思いながらポーズを行う
1を踏まえて、頭の存在を思いながら片脚を上げるなどのポーズを行ってください。定期的に耳たぶよりも上の部分を思ったり、頭頂部や側頭部、後頭部のイメージを思い浮かべたりするといいと思います。

頭の存在を思いながらポーズを行う
イラストAC

曖昧な認識で体の軸を意識しようとするよりは、余計なところを力ませず、必要なところが必要な分だけ働いてくれることでしょう。

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頭の位置と大きさの認識をアップデートする
頭の存在を思いながらポーズを行う