「いつも考え事をしている」「脳が休まらない…」脳疲労を和らげ、感情を鎮めるツボ「印堂」の押し方
私たちは日々、外側の世界からたくさんの情報を受け取り、頭の中が常に動いている状態です。「なんだか考えごとが止まらない」「目が重い」「心がソワソワする」。そんな感覚になったことがある人もいると思います。そういう時にぜひ触れてほしいのが、眉間にある「印堂(いんどう)」というツボです。就寝前や、陰ヨガのプラクティスに入る前など、自分を慈しむ時間として取り入れてみてください。
東洋医学における経絡とツボの定義
「ツボ」とは、東洋医学において病気の予防や治療に効果があるとされる体表面の特定部位のことで、正式には「経穴(けいけつ)」と呼ばれます。
・経絡(けいらく):体内に張り巡らされている、生命エネルギーである「気(き)」や血液である「血(けつ)」が巡る通路のこと。内臓(臓腑)と体の表面を結ぶ、情報伝達ネットワークのような役割を果たします。
・ツボ(経穴):「経絡」上に点在し、「気や血が出入りする場所」「経絡が合流・分岐する重要ポイント」と考えられています。体内に不調が生じると、その反応がツボに痛み、硬さ、冷え、しこりなどの形で現れるといわれています。
感情を鎮めるツボ「印堂」とは
印堂とは、東洋医学で「奇穴(きけつ)」と呼ばれるツボの一つです。経絡にも属さず単独で存在するもので、独特の効果を持っており、非常にリラックス効果の高いポイントです。太極拳、気功、ヨガの世界では、第6チャクラ(第3の目)の位置にも重なります。インドではここに飾りや印をつけたりしますね。
• 場所: 左右の眉毛の真ん中。鼻の付け根の少し上のくぼみ部分。
• 効果: 自律神経を整える、感情を鎮める、•眼精疲労・鼻詰まりの緩和、 不眠の解消、深いリラックス
印堂をゆるめて頭を休ませよう
印堂を緩めることは、自分をジャッジする思考をお休みさせること。眉間の力が抜けると、心に「余白」が生まれます。忙しい毎日の中で、1分だけでいいので、自分のためにこの余白を作る時間を作ってあげましょう。
基本の印堂ツボ押しの方法
力まかせに押すのではなく、自分の内側の感覚に意識を向けながら押してみましょう。
1. 楽な姿勢で座ります。肩の力を抜き、自然な呼吸を数回繰り返します。
2. 中指、またはひとさし指を優しく印堂に当てます。
3. 指の重みが、じわーっと眉間の奥へ溶け込んでいくようなイメージで押しましょう。強く押す必要はありません。
4.小さな円を描くように優しくマッサージするのもおすすめです。眉間のシワが左右に溶けて、おでこが広く平らになっていく感覚を味わってください。
5.1〜2分続け、ゆっくりと手を離します。その瞬間に広がる開放感や、目の前の視界が少し明るくなる感覚を観察してみましょう。
ヨガの「ハートのポーズ」と組み合わせるのもおすすめ
1.タオルかクッションを用意します。
2.膝を腰幅に開き、正座で座ります。
3.ゆっくり前屈していき、額をタオルやクッションにつけます。
4.腰を少し持ち上げ、かかとから離します。両手は床の前方に伸ばします。
5.ゆっくり呼吸を繰り返し20〜50秒ほどリラックスしましょう。
6.起き上がって、ゆっくり目を開きます。これを何度か繰り返しましょう。
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