〈いつもより早く仕事を終わらせたい日の裏ワザ〉たった5回で仕事がみるみる捗る呼吸法+ストレッチ
仕事が山積みなのに、パソコンの前でぼんやりしてしまう。そんなスリープモードをスムーズに切り替えるのに役立つのが、「胸式呼吸」です。「胸式呼吸」は、交感神経を優位にして、脳や体を覚醒させてくれるいわば目覚めの呼吸法。そこで今回は、椅子に座ったままできる「胸式呼吸」と簡単なストレッチのやり方をご紹介します。
「いつもより早く仕事を終わらせたい時」におすすめな裏技
年末の休暇や繁忙期を前に、やらなくてはいけない仕事が山積みなのに、「メールを打っているつもりが、気づけばパソコンの画面をボーッと眺めている」。こんな状態が続くと、気持ちばかり焦ってしまいますよね。
そんな心身のスリープ状態をスムーズに解除するのに役立つのが、「胸式呼吸」です。
交感神経をONにする「胸式呼吸」
代表的な呼吸法に、「腹式呼吸」と「胸式呼吸」があります。呼吸法は、用い方次第で異なる効果に期待できます。
● 腹式呼吸:吐く息を意識して、お腹まわりを動かす(内側の風船をふくらませるイメージ)。副交感神経を優位にする
● 胸式呼吸:吸う息を意識して、肋骨まわりを動かす(胸のカーテンを左右に開くイメージ)。交感神経を優位にする
今回ご紹介する「胸式呼吸」は、肋骨を動かして空気の出し入れをする呼吸法です。交感神経を優位にして、脳や体の覚醒、体温上昇を促して、スリープ状態をスムーズに解除する目覚めの呼吸法と言えます。
バリバリ仕事モードに覚醒するストレッチ&呼吸法
ここでは、パソコン前に座ったままできる呼吸法&ストレッチをご紹介します。ポイントは、息を吸いながら肋骨を引き上げるように広げ、息を吐きながら肋骨を閉じていくことです。
その場で呼吸を繰り返していくうちに、まるで頭のモヤが晴れたかのように、仕事モードに覚醒!気づいたらいつもより早くやることが終わった…なんて、嬉しい効果にも期待できるかも。朝、ギアが上がらない時や、午後、集中力が途切れてしまった時など、バリバリ仕事モードに覚醒したい時に、ぜひ試してみてくださいね!
<やり方>
1)椅子に浅く座る。手でお尻のお肉をかき分けて、左右の座骨(お尻の下のほうにあるとがった骨)に均等に体重を乗せ、骨盤をスッと起こす。
2)体の後ろで手の指を組み、手のひらを座面にピッタリつける。
3)息を吸いながら、胸を広げて目線を斜め上に向ける。手のひらで座面を押し、胸でたっぷりと5呼吸×3セット呼吸を繰り返す。
肩甲骨のまわりは固めず、肩の力を抜いておくことがポイントです。
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